南国生まれのパンとお菓子でひと休み。
Gourmet 2022.12.29
石窯酵母パンのパイオニア、宗像堂が誕生して以来、粉もの文化そのものが底上げされた沖縄。ハイレベルなベーカリーやスイーツ店を巡っての食べくらべが楽しい!
県産ルヴァン種から生まれる石窯パン。
読谷村|コモンズ
昨年、宗像堂を卒業したパン職人・金城勇作が地元の読谷村に自身の店をオープン。県産小麦「島麦かなさん」のルヴァン種を使用したパンは、石窯特有の深い薪香と生地のしっとり感、厚めの皮とのバランスが絶妙!
人気のベーグルは焼きたてを狙いたい。「スモークサーモンとクリームチーズ」¥880
「島麦かなさんの全粒粉食パン」ホール¥864
ほどよい塩気がクセになる「北中城アーサのフォカッチャ」¥378
Commons
沖縄県中頭郡読谷村喜名2281-1
tel:098-989-8069
営)10:00〜16:00 ※売り切れ次第閉店
休)日、月
@commons.okinawa
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遊び心ある惣菜パンがお目当て!
浦添市|ほっぺぱん
この春、ファン待望の移転リニューアル。バターが香るふんわり生地を使った惣菜系パンは、バリエーションが豊富で独創的。キビ糖や田イモなどを使った、沖縄ならではの素朴なスイーツ系パンもお見逃しなく。
「カニクリームコロッケとバジルソースのサンド」¥356
あられ糖を使いさっくりふんわり仕上げた「メロンパン」¥190
卵サンドの進化版!「スイートチリとタルタルのエビフライサンド」¥313
Hoppepan
沖縄県浦添市内間2-10-10
tel:098-943-0703
営)10:00〜19:00 ※売り切れ次第閉店
休)月〜木
@hoppe_pan
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ジャンルレスな日々のパンがずらり。
北谷町|ヨコダパン工房
店内に並ぶのは、ハード系からフルーツサンドなどスイーツ系まで幅広く、パンのおともにぴったりな惣菜も。酸味を穏やかに、水分量を多めにしたカンパーニュは、毎日食べても食べ飽きない味を追求した。
「カンパーニュ」¥669
カツオ出汁を利かせた卵焼きをふわふわの食パンで挟んだ「たまごサンド」¥367
與古田拓也店主の地元、うるま市の黄金イモを使った「黄金イモと田イモベーグル」1個¥259
Yokoda Pan Kobo
沖縄県北谷町桃原5-1
tel:098-989-7167
営)10:00~18:00
休)木、金
@yokoda_pan
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フォカッチャ&焼き菓子専門店へ。
宜野湾市|タロトマルベーカーズ
ふんわり生地にたっぷりの具材を挟んだフォカッチャサンド、ザクザク&プチプチといった食感にこだわったスコーンやマフィン。家族の笑顔をテーマに夫婦が焼き上げる“フォカッチャと焼き菓子”の専門店。
人気ナンバーワンの「発酵バターミルクビスケット」¥210
歯ごたえたっぷりの食感が楽しい「チョコチップスコーン」¥210
「イベリコ豚ベーコンと野菜のフォカッチャサンド」¥400
Tarotomaru Bakers
沖縄県宜野湾市真栄原3-23-8 1F
tel:なし
営)9:00〜17:00 ※売り切れ次第閉店
休)火
@tarotomaru_bakers
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菓子とワインで大人のマリアージュ。
那覇市|おやつとコーヒー、自然派ワイン パポテ ペパン
「毎日のおやつ」をテーマに、身体に優しい厳選素材をシンプルな配合で焼き上げた菓子を提供。ソムリエでもある店主がヴァンナチュールを担当。妻が焼き上げる菓子は塩味が隠し味。ワインとの相性も抜群だ。
ヴァンナチュールは約100種。迷ったら気軽に相談して。
マルドンの塩を潜ませた「ラムレーズンサンド」1 個¥200
人気の「首里城SAIKOUクッキー」(1枚¥250~)などチャーミングな菓子も多数。
Papoter Pepin
沖縄県那覇市首里当蔵町2-14
tel:098-987-6725
営)11:00〜18:00
休)日、月
現金のみ
@papoter_pepin
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沖縄的旬味をアイスで表現。
宜野湾市|カフネ
沖縄の新鮮な果物、ハーブ、牛乳、卵、砂糖など厳選した県産食材を中心に作るクラフトアイスクリーム店。卵や牛乳を使わないシャーベットやヴィーガンアイスクリームも。季節の食材の組み合わせの妙を楽しんで。
左から、寒天と米油を使ったヴィーガンアイス「パッションフルーツサマー」「ラズベリーヨーグルト」。うつわは南城市の作家のオリジナル。
「ドラゴンフルーツ」と「グアバミルク」。シングル¥500、ダブル¥700
Cafuné
沖縄県宜野湾市普天間2-12-6
tel:098-987-6614
営)11:00〜17:00
休)日、月、火
https://cafuneokinawaic.com
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手土産に最適な、出来たて和菓子。
北中城村|羊羊
店内工房で手作りするどら焼きや豆大福、種類豊富な生菓子。沖縄県産黒糖を使用した口どけのよい手焼き生地はファンも多い。琉球伝統の銘菓、冬瓜漬やちんすこうはお土産にぴったり。茶房も併設している。
県産食材を活用した軽い食感の「麩焼き煎餅」シークァーサー、ヨモギ 各¥1,180
薄くスライスしてお茶請けに。絶妙な甘さで泡盛やラムとも好相性の琉球伝統菓子「冬瓜漬」大入り ¥700
Yoyo An Factory
沖縄県中頭郡北中城村喜舎場366
tel:098-979-5661
営)10:00〜16:00
休)無休
@yoyo.okinawa
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美しい果実のロースイーツ。
沖縄市|ロースイーツカフェ アボンダンス
ロースイーツをテーマにした菓子ブランド、イロケイクスを主宰する宮城知美が、昨夏コザにオープンしたカフェ。48°C以下の非加熱製法で果実の生の色香を表現したスイーツは、味はもちろん見た目も愛らしい。
「抹茶とリンゴ&ピスタチオの米粉マフィン」¥300
ローチョコとグラノーラを使った「マキネッタ・エスプレッソのアフォガート」¥500
「季節のローフルーツタルト(パイナップル・グアバ)」¥800
Raw Sweets Cafe Abondance
沖縄県沖縄市中央4-11-7 1F
tel:なし
営)11:00〜18:00
休)日、月〜水
@abondance_rawsweets
*「フィガロジャポン」2022年12月号より抜粋
photography: Wataru Oshiro (camenokostudio) text: Akari Matsuura