江戸前の鰻を求め八重洲へ! 老舗が生まれ変わり再始動した「八重洲 鰻 はし本」。【八重洲/フィガロ東京レストラン】
Gourmet 2025.08.21
八重洲 鰻 はし本
[ 八重洲 ]
鰻重は量に合わせて「い」「ろ」「は」の3種があり、写真は大きめの鰻が1本入る「ろ」¥5,280。江戸前は鰻を背開きにして白焼きにした後、一度蒸してからタレ焼きするのが常套。鰻は鹿児島の"横山さんの鰻"など橋本店主が納得したものを仕入れている。
建築美とエレガントな味を求め、生まれ変わった老舗へ。
1947年創業。江戸前の鰻を頑なに守る老舗が昨年秋にリニューアル。格子窓や左官仕上げの壁など日本の伝統美を取り入れつつモダンな空間に作り上げたのは、橋本正平4代目の友人でもある建築家の干田正浩。1階は、鰻店には珍しいオープンキッチンで臨場感もたっぷり。割く、蒸す、焼くと江戸前鰻ならではの手法を目の当たりにできる。鰻は生産者を重視し、4代目自身が納得のいくものだけを用意。目指す味は「エレガントな鰻(の蒲焼き)」。手間暇惜しまず丁寧に焼き上げた鰻は飴色の輝きも美しく口どけも上品。優しく残る余韻も魅力だ。
手前から「うざく(3切れ)」¥1,540、「肝焼き」¥880
1階のカウンターは6席。小上がりもある。坪庭を囲む2階のソファ席も用意する。
東京都中央区八重洲1-5-10
050-1808-6166
営)11:00~13:30L.O.、17:00~19:30L.O.(月~金)、11:30~14:00L.O.(土) ※完売次第終了
休)第1・3・5土曜、日
要予約
https://www.unahashi.com/
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*「フィガロジャポン」2025年7月号より抜粋
photography: Daisuke Yamada text: Keiko Moriwaki