祐天寺でおすすめ居酒屋「かかと」は、日本酒と季節料理が楽しめる日常使いにもぴったりの酒場。【祐天寺/フィガロ東京レストラン】
Gourmet 2025.08.22
かかと
[ 祐天寺 ]
「きつねキムモッツァレラ」¥980。キムチがアクセント。
厳選した日本酒と合わせたい、食べ疲れしない日々の料理。
大人が日常的に通いたくなる酒場の必須条件である"ちょうど良さ"を実感できる一軒。店主の父親が趣味で作陶しているといううつわは派手さはないが手になじみが良く、この店の空気にぴたりと合う。旬の魚と野菜を組み合わせた料理も、幅広いタイプを揃える酒も食べ飲み疲れしないラインナップで、普段着感覚で通える。都心に近いエリアゆえ予約なしでもひとりでも気ままに、が叶う店は貴重だ。
旬味をシンプルに。「焼きそら豆」¥680
「炊きつくね」(4個)¥980。スープは人気メニューの唐揚げに使う鶏手羽から取る。鶏肉とネギ、卵のみで作るつくねには旨味豊かな純米酒を。ピリリと辛いかんずりをつけても。
左:「而今 純米吟醸 雄町 生 2024」1合¥1,050。みずみずしい透明感があり、雄町ならではのふくよかな味わい。甘味や酸味のバランスがよく、フルーティなニュアンスも。ワインラバーにもおすすめ。 右:「秋鹿 純米 吟醸 無濾過生原酒」1合¥950。26日かけて発酵させた生原酒。柔らかな旨味があり、料理を選ばないのも根強い人気の理由。
リノベーションを経て、カウンターメインの空間に。
*「フィガロジャポン」2025年7月号より抜粋
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photography: Yu Nakaniwa text: Keiko Kodera