東京・中央区でお刺身と小皿料理が味わえる、最旬酒場「お刺身と小皿料理 小富」をご紹介! 【新富町/フィガロ東京レストラン】
Gourmet 2025.08.23
お刺身と小皿料理 小富
[ 新富町 ]
日替わりのおばんざいは一皿¥330~「カツオの角煮」は鮨店でも使われる新鮮なカツオをみりんやショウガなどで炊いたもの。
身体が喜ぶ小皿料理で和のアペロを愉しむ。
銀座 鮨 み富の姉妹店として新富町駅の目の前にオープン。鮨店の行き帰りにもひと息つける小料理店を、高知県出身の女将がひとりで切り盛りする。小皿で供されるつまみは切り干しダイコンや旬菜のお浸しなど身体が喜ぶヘルシーなものが中心。祖母から譲り受けたというアンティークのうつわに盛りつける料理と味の調和がとれた日本酒、気取らない女将のもてなしに心がゆっくりほぐれる。
「コマツナのお浸し」。エノキの食感も小気味がよい。
「白和え」。築地の豆腐店の味にほれ込んだ女将が、その風味を生かすべくすりゴマを加えてシンプルに調味。
「切り干しダイコン」。枝豆と大豆、コンニャクや厚揚げを入れて具だくさんに。彩りよく仕上げる。
左:「美丈夫 純米吟醸 春 酒2025」1合¥1,200。猫と桜をイメージした「たまラベル」も目を引く。山菜や白身魚を使った料理とも相性がよく、香りは控えめ、酸もすっきりと穏やかで食にぴったり。 右:「桂月 銀盃」1合¥880。高知の酒の中では、やや甘味がある造りだが、のど越しがよく飲み疲れないとファン多数。冷やでも燗でも気分次第で。
女将の細やかな心遣いが感じられる小体な空間。2名がけのテーブルは2席。
東京都中央区新富2-4-9 銀座スカイビル2F
080-3546-9889
営)15:00~22:00 L.O.
不定休
@kotomishintomicho2025
★GoogleMap
*「フィガロジャポン」2025年7月号より抜粋
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photography: Yu Nakaniwa text: Keiko Kodera