【フィガロジャポン35周年企画】 おやつ時間を豊かにする、フレンチシックな4つの提案。
Gourmet 2025.12.14

アールドゥヴィーヴルへの招待 vol.7
2025年、創刊35周年を迎えたフィガロジャポン。モード、カルチャー、ライフスタイルを軸に、豊かに自由に人生を謳歌するパリジェンヌたちの知恵と工夫を伝え続けてきました。その結晶ともいえるフランスの美学を、さまざまな視点からお届けします。
パリジャンたちの素顔の食卓を日本で再現するなら? ほっとひと息つくおやつの時間を、もうひと踏ん張りしたい家族や友人、そしてあなたを満たすおいしいひとときへとアップデートして。
Goûter

スケッチが描かれたテーブルウェア「アルベルティーヌ」ティーポット¥53,350、ティーカップ&ソーサー170ml¥22,000、デザートプレート21cm¥9,900/以上ベルナルド 表参道店 メタルバスケット¥13,750、南仏アンティークのプレート¥11,000、シュガースプーン¥6,600/以上フィネスタルト その他/スタイリスト私物
学校が終わる16時30分はおやつの時間。大人も小腹が空くこの時間帯には、ケーキやタルトなどの焼き菓子が人気。「子ども時代を思わせるもの」を意味する「プルーストのマドレーヌ」という言葉どおり、永遠のアイテムはマドレーヌ。
ダマンフレールのアールグレイ インゼン


リーフ缶 30g¥1,836 ●大阪府大阪市中央区難波5-1-5 大阪 高島屋2F ほかオンライン販売あり https://dammann.jp/
ルイ14世に独占販売権を下賜された歴史が原点にある、伝統あるフランス紅茶ブランド。ホットで飲むならシグネチャーの「アールグレイ インゼン」がおすすめ。中国紅茶にベルガモットで香り付けして矢車菊の花びらを加えた茶葉は、爽やかで澄んだ味わい。
モリヨシダのフィナンシェノワゼット&マドレーヌシトロン

1個¥460、表面のさっくり感とエアリーな生地との対比が見事なマドレーヌシトロン1個¥430 ●東京都中野区新井2-30-7 ほかオンライン販売あり https://moriyoshida.official.ec/
パリのトップシェフ吉田守秀が昨年末、中野に路面店をオープン。アントルメはもちろんショコラなど充実のラインナップ。仏「ル・パリジャン」紙で最高フィナンシェに選ばれたフィナンシェノワゼット。
ペイサージュのウィークエンドシトロン

1本¥2,160 ●東京都渋谷区代官山町20-23 フォレストゲート代官山1F ほか伊勢丹新宿店、オンライン販売あり https://paysage-he.com/
平日に作って週末に家族でゆっくり楽しむのが慣わしのフランス家庭定番のおやつ。日仏の星付きレストランで活躍してきた江藤英樹が率いる話題のパティスリーのウィークエンドシトロンは、しっとりきめ細かくレモンの香りが清々しい。
ラデュレのウジェニー

6個入り¥4,536 ●東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1F ほか店舗多数、オンライン販売あり https://www.laduree.jp/
ショコラでコーティングされたグルテンフリーサブレをかじると、中からさまざまなフィリングがとろりとあふれ出す。写真のショコラ、ピスタッシュ、キャラメル、ヴァニーユほか、テ・マリー・アントワネット、ローズなどのフレーバーを展開。
ベルナルド表参道店
03-6427-4470
https://www.bernardaud.com/jp/jp
フィネスタルト
03-5734-1178
https://finestart.theshop.jp/
*「フィガロジャポン」2025年12月号より抜粋
photography: Norio Kidera styling: Yumi Nakata text: Masae Takata (Paris Office(/P128-131,P133)) collaboration: Utuwa




