パリ、朝から買い食い。
サン・ジェルマンの美味しい対決。

Gourmet 2009.02.25

icon_paris.jpg 大村真理子の今週のPARIS

クロワッサンだけでは、なんだか物足りない。そんな朝、私の足が向かうのはシェルシェ・ミディ通りのパン屋「POILANE」か、マダム通りとフリュリュス通りの角にある「BREAD AND ROSES」だ。

「POILANE」はお土産に持って帰れる田舎パンで有名だが、ここの小さなリンゴ・タルト(TARTELETTE AUX POMMES/下左)をぜひ味わってみて欲しい。粗目状にかかっているブラウン・シュガーの量がタルトごとに微妙に異なるので、上っ張りを着た店員さんが手にとってくすんだ緑色の紙に包もう、という瞬間に、つい、"あ、あちらのをお願いします"と自分で選びたくなってしまう。1つ、2.3ユーロ。支払いの際に、レジのわきにおかれたバスケットからサブレーをどうぞと薦められるので、焼き具合のよいのを1枚いただく。店を出て、すぐにタルトを頬張ると、リンゴの酸味、砂糖の甘味、素朴なパイ生地のハーモニーが口中を満たして幸せな気持になる。さくさくのパイ生地が服の上に散らばらないよう、ご用心。

090220o_1.jpg

090220o_2.jpg

「Bread and Roses」のカナダ・パイ(FEUILLETE CANADIEN/上右)は、ここのところサイズが小さくなったようなのが気になるが......。パイとパンの中間のような生地にメープルシロップをきかせた酸っぱいリンゴジャムを包み込んだ長方形。その上にのせられた2,3個のピーカンナッツの香ばしさが、鼻をくすぐる。うーん。これまた至福の瞬間だ。こちらは2.2ユーロ。

両者とも店の地下の竃で焼かれるのでフレッシュそのもの。はしご買い食いするしか時間がないという場合は、「POILANE」であっさり目のTARTELETTE AUX POMMESからはじめ、それを食べ終わるころに到着する「BREAD AND ROSES」でコクのあるFEUILLETE CANADIENに舌鼓を。こちらにはティールームもあるので、この順序は悪くないはず。ブリオッシュも他のパンも美味しいので、しっかり朝食をとるもよし、買い込むもよし。

POILANE
8,rue du Chercher-Midi,75006 PARIS
tel 01 45 48 42 59
営)7時15分~20時15分
休) 日
BREAD AND ROSES
7,rue de Fleurus, 75006 PARIS

tel 01 42 22 06 06

営)8時~19時30分

休) 日
Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
minori-kai
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.