見逃せない！ 川久保玲がデザインした椅子の企画展。

硬質な素材と曲線の調和、川久保玲の椅子に会いに。

デザインギャラリーのリヒトで、コム デ ギャルソンの創業者、川久保玲がデザインした椅子の企画展を開催。自身のブティックに置く最適な家具が見つからなかったことがきっかけで、1983年頃から93年頃まで約40の家具をデザイン。その中から、ブリキを使った椅子3脚を展示。無骨な素材になめらかな曲線を取り入れたアートピースを体験して。

川久保玲の家具はパリ装飾美術館ほか各国の美術館にも収蔵されている。椅子は一部販売（写真右）。Chair No.35（1991年）￥1,980,000/リヒト

＊「フィガロジャポン」2021年7月号より抜粋