タイルのキッチンパネルはもうおしまい! 簡単で画期的な3つの代替案。
Interiors 2025.05.25
伝統的なタイル張りのキッチンパネルはもはや必要不可欠なものではない。空間を引き立てる、3つのスタイリッシュな代替アイデアをご紹介。
タイルのキッチンパネルはもうおしまい! photography: Amax Photo / Getty Images
キッチンパネルは、長年色褪せないトレンドの一つ。壁を守ってくれるそのパネルは、時とともに色や柄を変化させてきた。だが、モダンになったとしても、その素材はあまり変わっていない。ほとんどがタイルだ。そんなありきたりな見た目にもう飽きた? ここでは、キッチンで起こるさまざまな不測の事態から壁を守りながら、空間を引き立てる3つの方法を紹介しよう。
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貼って剥がせる吸着シートで「色と新鮮さ」を取り入れる
キッチンの模様替えにそこまで時間をかけたくない人にとって、最適な選択肢がこれ。貼って剥がせる吸着シートは、色やデザインの選択肢が豊富にある。日差しや雪景色が描かれたものもあり、ガラリと雰囲気を変えてくれること間違いなし。
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洗っても落ちない塗料で可能性が広がる
パネルの代わりにペンキを使えば、経済的かつ実用的だ。壁に統一感を出したり、反対にその空間だけリズムを崩してみたり、オリジナリティを加えることもできる。
ただし、製品のチョイスは慎重に。いろんな災難に見舞われるキッチンでは、普通のペンキではダメ。油を含めた、あらゆる種類の汚れに対応できなくてはならない。耐摩耗性、耐洗剤、耐薬品に優れた塗料を選ぶことが重要になる。そうすれば、毎日の掃除も支障なくできる。
この代替案の一番の利点は、あなたの想像力、表現力を発揮できること。そして、飽きたらまた上から塗ればいい。
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自然のままの素材の力
キッチンパネルを取り替えるとき、代わりに木や金属などの素材を思い浮かべる人は少ないかもしれない。だが、試してみる価値はある。
キッチン全体で、あちこち(たとえば、キャビネットの取手やカトラリー)に木や金属のアクセントを取り入れ、素材を組み合わせて遊ぶのも面白い。未加工の素材は、飽きのこないシックな雰囲気を醸し出す。お手入れは柔らかいスポンジや適切な製品で。
From madameFIGARO.fr
この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
text: Barbara Danel (madame.lefigaro.fr) translation: Shion Nakagawa