まだ知らない香港へ、週末トリップ! 古きよき香港の街の、"インスタライク"な歩き方。
Travel 2017.04.17
車や人がせわしなく行き交うビジネス街から一本裏通りに入れば、そこはたちまちノスタルジックな香港の風景。街中には、写真に撮りたくなる&SNSで発信するのが楽しくなるようなスポットがそこかしこに。カメラを片手にレッツ散策!
OLD TOWN CENTRAL 中環でアートを探す街歩き。
香港で最も古い歴史を持つ、香港島のミッド・ウエスト・エリア。英国統治時代に建てられたレンガ造りの建築や、昔ながらの中国式寺院が立ち並び、西洋&東洋が混ざった独特の趣に浸ることができる一方で、古い建物をリノベーションしたおしゃれカフェやデザイナーズショップ、ギャラリーなども多く、感度の高い香港ローカルたちが集う。
キリスト教の拠点として1918年に建てられた「YMCA Bridges Street Centre」。西洋的な赤レンガと、中国的な緑色の瓦屋根が融合している。


中国本土から移住してきた人々のため、1850年につくられたお寺。渦巻状の線香は、大きいものだと燃焼に2カ月を要するそう。


かつて印刷所だった建物を生かしたイベントスペースや、カラフルなフラワーショップなど、写真を撮るのが楽しくなるスポットがいっぱい!
そのなかでも、中環エリアで出合えるストリートアートに注目。トロンプルイユ的な「SEOUL BLOS」のウォールアート、銀幕スターをポップに描いた「HOTEL MADERA HOLLYWOOD」のアートワークなど、存在感を放ちながらも不思議と景色に溶け込む作品たちが、街歩きに宝探しのようなワクワク感をプラスしてくれる。




≫ まるで異次元に迷い込んだような写真が撮れるスポットを案内!
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ファンタジーの世界に、異次元トリップ!?
1908年から1999年まで家畜の検疫所として使用されていた施設を、2001年にリノベーションした土瓜灣の「牛棚藝術村」。ワークショップ用スペースや劇場、ギャラリーなどが一般開放され、アート好きの憩いの場となっている。施設の一部はアーティスト・イン・レジデンスとして運営され、滞在制作を続ける作家も。


のどかなムード漂う赤レンガの建物の奥に高層ビルが立ち並ぶ景色は、過去と未来が同居しているかのよう。
この藝術村の周辺エリアには、昔ながらの町工場や集合住宅が密集し、カラフルでフォトジェニック。再開発の予定もあるそうなので、気になる人は早めに訪れて!


63 Ma Tau Kok Rd, Ma Tau Kok
tel:+852 3509 7338
営)10:00~22:00
もうひとつ、新たな撮影スポットとして要注目なのがクオーリーベイの「Yick Fat Building」。世界有数の人口密度で知られる香港ならではの過密住宅地帯。まるでファンタジーの世界に迷い込んだような風景が話題を呼び、ここでウェディングフォトを撮る人も増えているのだとか。


1048-1056 King's Rd, Quarry Bay
collaboration:Hong Kong Tourism Board