おいしさ求めて鎌倉へ!海側の新感覚カフェ、山側の本格グルメ。
Travel 2017.04.23
昭和初期から、新鮮野菜の発信地として食が元気な鎌倉。最近は山側の扇ガ谷や御成町のグルメ化が話題です。海側、由比ヶ浜大通りは注目のカフェにフォーカス!
<由比ヶ浜大通り、進化するカフェ。>
|長谷| 鎌倉の恵み╳ハーブ、小さなデリ&カフェ。
コヤギヤ
鎌倉野菜を使い、ハーブやスパイスを巧みに効かせたコヤギヤのデリ。キャロットラペもあれば、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)もある多国籍。パーティメニューとしても喜ばれそうな洗練された味付けだ。自慢の濾過しない「生ワイン」は、常識を覆すフレッシュな口当たり。
カルダモンのスパイスが香るドライカレーは絶品! ミョウガやパクチーなど、薬味たっぷりで爽やか。ソフトドリンク付きで¥1,300〜
10席だけの小さな店。内装も可愛い。
左:花びらなどを使った美しい盛り付けのデリ。日々新メニューを探求中とか。
右:ウィンドー越しから気軽にテイクアウト可能。
神奈川県鎌倉市長谷2-11-41
tel:0467-81-4118
営)12時~21時00分L.O.
不定休
www.facebook.com/kamakura.koyagiya
|長谷| 器や木工作品のギャラリーを併設。
ヴオリ
由比ヶ浜大通りに佇む静かなカフェ。古い倉庫をDIYでリノベーションした店内には、独特の趣が漂う。2階はギャラリー兼「くらしの道具店」。作家の器からカトラリーや花器の木工作品、味わいのある古道具などを展示・販売する。人気メニューは、そば粉ガレットや季節のフルーツを使ったタルト。
夏季限定のかき氷「白いんげんミルク」。練乳たっぷり、自家製の白餡はほっとする味。黒豆麦茶とセットで¥850
左:ギャラリーの一角。カフェでも使用している器をはじめ、日々の食卓で使える作家ものが充実。小皿¥2,160〜
右:柔らかな光が差し込む店内。
神奈川県鎌倉市長谷1-15-1
tel:0467-23-2450
営)カフェ: 12時~18時00分L.O. ギャラリー: 12時~日没
不定休
http://vuorentuuli.com
>>次は山側、扇ガ谷、御成町の新星フレンチ&イタリアンをご紹介!
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<扇ガ谷、御成町の新星フレンチ&イタリアン。>
|鎌倉駅周辺| 明治時代の優雅な別荘で、鎌倉野菜のフレンチを。
古我邸
地元民の間でも閉ざされた別荘として知られていた、鎌倉三大洋館のひとつ、古我邸がフレンチレストランとして生まれ変わった。三崎漁港の魚介や滋味深いと評判の鎌倉野菜、地元の素材へのこだわりはもちろん、和×フレンチの肩肘張らないミックス感が最高だ。
高台に上っていくと、1500坪もの広大な土地を持つ邸宅が立つ。そよ風も心地よく、野の花が咲く池の周りでは、カエルと鳥の鳴き声をバックミュージックに、アペロ(食前酒)もおすすめ。
避暑地のよう。
外はお茶のみも可。コーヒーは¥300〜とお手頃。
左:ランチ¥7,000、ディナー¥10,000のコースより。「甘海老 ホタテ ココナッツ グリーンピースとミント」
右:ディナー¥10,000のコースより。「鴨の炭火焼き みかんと太ねぎ」
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-7-23
tel:0467-22-2011
営)11時~14時L.O.、17時~20時L.O.
休)火
http://kamakura-koga.com
|鎌倉駅周辺| 自家製フレッシュチーズと石窯ピッツァに舌鼓。
ラッテリア ベベ カマクラ
ナポリ帰りの兄とプーリア帰りの弟がタッグを組み、オーセンティックな石窯ピッツァとプーリア州の料理をメインに供する。自慢のチーズは、近くのファームから毎日フレッシュミルクを仕入れ、併設の工房で作る自家製。ブッラータ(150g ¥950)、スト ラッチャテッラ(150g ¥615)など、持ち帰り用も販売。
「プーリア州名産ブッラータとトマトのマリネ」¥1,600。巾着形のチーズは、ナイフを入れると中からフレッシュクリームがとろり。
左:自分たちでタイルを張ったオリジナルの石窯。
右:カジュアルな雰囲気で楽しめる隠れ家イタリアン。
40年続く割烹だった建物を居抜き、DIY 。テラス席がおすすめ。
L’Atteria Bebè Kamakura
神奈川県鎌倉市御成町11-17
tel:0467-81-3440
営)11時~21時L.O.
休)月
http://latteria-bebe.com
photos : TETSUYA ITO, MAYUKO EBINA ( DEN LILLE SKOLE)