人気風水師・李家幽竹さんが厳選した、2017年の開運旅。#4 浄化力のある熊野那智大社で悪運を流し、新しい一歩を。

人気風水師の李家幽竹さんに、2017年の運気を強力に高めてくれる最強のパワースポットを紹介していただく好評連載も4回目に。
今年は1度しかない、ご利益6倍の開運月が9月にやってきます。
9/7～10/7の間に、吉方位へ旅すると、なんと開運旅へ6回行った分のパワーがチャージでき、さらに9月12、21、30日に出発すると、なんと効果が10倍の運気というご利益が満載の1カ月です。
2017年も下半期に突入。
今年、まだ運気が滞っているという人や、達成したい目標がある人は、年末に向けて挽回のチャンスです。
自分の吉方位へ自ら動いて運を取りにいく「開運旅」は、運の代謝を上げ、活性化するので、運気アップの即効性が期待できる開運アクション。
9月の開運旅で、運気をチャージして、元気に！
パワースポット4カ所目は、最近ツイていない人にもおすすめの、浄化と再生のパワーを持つ熊野那智大社です。

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開運スポット ＃04.和歌山県 熊野那智大社・那智御瀧

霊験あらたかな大滝を見上げて
すべての悪運をクリア！

do　熊野那智大社・那智御瀧

主祭神は熊野夫須美大神（くまのふすみのおおかみ）。6棟からなる本殿のなかでひときわ大きく建てられた、右から4つめのお宮に祀られている。©熊野那智大社

参詣道である「熊野古道」が世界遺産に登録され、観光スポットとしても人気が高い熊野三山の一社。神武天皇が山の中に輝く光を見たことから滝を発見し、御神体として祀ったことが始まりと言われ、2017年には御創建1700年の佳節を迎えている。特にこの地をおすすめしたいのは、“新しい自分になりたい”“人生の方向転換をしたい”という願いを抱いている人。パワフルな浄化の気が溜まっていた悪い気を祓い、運気をリセットしてくれる。強力なパワースポットである拝殿前で参拝し、ゆったりと生気を吸い込んだら、周辺を散策しながら飛瀧神社の那智御瀧にも立ち寄って。変わりたい自分をイメージしながらできるだけ近くから眺めると、この先の運気を望む方向へ引き寄せられるはず。滝の前で写真を撮るのも、悪運解消に効果的。

最強のパワーは、拝殿前に。また玉砂利の空間にはよい気の流れがあるので、一歩一歩踏みしめるように時間をかけて歩きながら、気を体に取り込みたい。©熊野那智大社

杉木立に導かれるように進む「大門坂」では、古道の風情を堪能。上った先には平重盛が植樹したとされる樹齢約800年の大楠があり、よい気を吸収できる。©熊野那智大社

一般的には延命長寿のご利益で知られる、生命力溢れる「那智御瀧」。風水的には最強レベルの浄化と悪運を流す作用があるので、新たな一歩を踏み出すためのパワーをいただいて。滝を間近で真正面から見られる「お滝拝所舞台」（参入料：大人300円、小・中学生200円）にも、ぜひ上がってみよう。©熊野那智大社

▶360°から”水の気”を得られる、海に浮かぶホテルを紹介。

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stay　南紀勝浦温泉 ホテル中の島

360°海に囲まれたホテルで、
美しさや華やかさを得る。

しばし日常を忘れられる、海に浮かぶホテル。非日常的な体験は、水の気の年のラッキーアクション。温泉に入れば、さらに運気がアップ！

凪いだ海が広がる勝浦湾に浮かぶ、小島全体がホテルの敷地。観光桟橋から送迎船に乗れば、旅情もひときわ盛り上がる。名物温泉「紀州潮聞之湯」は、その名の通り、眼前に迫りくる海の潮騒を聴きながらくつろげる大パノラマの露天風呂。壮大な海の景色に抱かれて、ステータスアップをはじめ、美しさや華やかさの気をチャージしよう。

自慢の露天風呂は、まるで海に浸かっているような抜群の開放感。島内に源泉6本を持つ源泉掛け流し100%で、土地からいただくパワーも絶大。

どの部屋からも、エメラルドグリーンや紺碧に移ろう、きらめく海を満喫。

▶食の面から体内を浄化する、精進料理がいただけるお店へ。

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eat　カフェ ボヌール

古来の巡礼儀礼に寄り添う料理で、
時を超え、土地のパワーをいただく。

「熊野那智大社」からは車で約1時間ほど。ウッディなぬくもりあふれる店内で、滋味深い食事をゆったりと味わって。

古来、熊野詣では、出発する数日前から忌み言葉や食を学び、心身を整える精進儀式が行われていたという。熊野三山の中心エリアに位置する「カフェ・ボヌール」は、そんな古代の精神性を取り入れ、食の面から体内を浄化する精進料理を提供。湯の峰温泉の湯で炊いた薬膳粥や大豆を使ったお惣菜などは、風水的に見ても土地との結びつきを強め、2017年の運気を上げてくれる開運フードだ。

高野豆腐の唐揚げや自家製キクイモの油醤油漬けなどが付く、人気の「薬膳粥プレート」¥900。精進料理とはいえ、甘味も添えられて目にもおいしい。黒蜜寒天の“寒天”も、水の気を豊かにしてくれるラッキー食材。ケーキや甘酒アイスクリームなど、卵や乳を使用しない自家製デザートメニューも豊富。なかでも「特製和風パフェ」¥830は、人気のデザートをすべてトッピングしたかのようなスペシャル感！

do　熊野川舟下り

いにしえの時代に思いを馳せながら、
開運に欠かせない水の気を満たして。

静かな水音を響かせて、のんびりと進む舟下り。滝や奇岩など多くの見どころのなかでも、おすすめは昼嶋。熊野権現が昼食を召し上がられたり、天照大神と碁に興じられたりした場所と伝えられている。暑い夏の間は、午前中の時間帯か、霧が降り滝の迫力が増す雨天の舟下りも一興。

「川の参詣道」として世界遺産にも登録されている熊野川。素朴な木製の舟で、個性豊かな語り部の語りに耳を傾けつつ、全長約16㎞の川面を約1時間30分かけてゆったりと進む。この水上ルートは、その昔、平安時代の皇族達が熊野本宮大社と熊野速玉大社を巡拝する際に利用していたのだとか。リラックスしながら楽しめる水辺のレジャーで、水の気をたっぷりとチャージしよう。

名所などではいったん舟のエンジンを緩め、語り部が個性豊かな語りで、歴史や名所を案内してくれる。

お話を伺ったのは...
風水師・李家幽竹（りのいえゆうちく）

韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は100冊を超える。http://yuchiku.com