戦後の昭和文化にオマージュを捧げた、ユニークなレストランがロンドンに！

ロンドンのソーホー地区にオープンしたばかりのレストラン「ICHIBUNS SOHO（イチバンズ・ソーホー）は、日本のカルチャー、クリエイティビティ、食文化をインスピレーション源とし、そこにオリジナルのツイストを加えたユニークさが売り。

懐かしい看板や、だるま、招き猫などがアクセントになったインテリア。

日本の食文化の中でも、とくに北海道の食材やフードにインスピレーションを受け、自慢の和牛を使ったメニューのほか、ラーメン、春巻き、ハンバーガー、寿司ロールなど、日本人の郷愁を誘うものと、ロンドンらしさが感じられるメニューの双方を楽しめる。コンセプトは、「食べるのみならず、楽しむための場所」というだけあって、キッチュな空間も魅力だ。ユニークなインテリアを手がけたのは、日本を拠点に世界中のレストランやホテルのデザインを手がけている、村松功勝（むらまつ・のりよし）が率いるスタジオ・グリット。第二次世界大戦後、昭和の文化が本格的に花開いた時期にオマージュを捧げた内装は、昭和生まれには懐かしさがいっぱいだし、ミレニアルズやロンドンっ子には、新鮮な香りがするはず。ランチタイムから通し営業なので、旅行中に小腹が空いたときや、日本のソウルフードを味わいたいときに立ち寄るにもぴったり。知っておくと便利で、楽しいスポットだ。

天井に貼りめぐらされた漫画のページもユニークなバーカウンター。

キッチュだけどコージーな空間は、ティータイムにひと休みするのにもぴったり。

グラフィカルな効果抜群の大漁旗のコラージュ。掘り炬燵式のテーブルもあって本格的。

ガラスの風鈴が、華やかなオブジェに。