富良野に開業、倉本聰の理想のレストランとは?

Travel 2018.06.01

新富良野プリンスホテルは、ホテル敷地内に、代表作ドラマ「北の国から」などで富良野とゆかりのある作家・倉本聰氏が監修したレストラン「ル・ゴロワ フラノ」を5月28日(月)に開業。

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自然に囲まれたホテルの敷地内に建つ一軒家。個室やカウンター席を含む、全35席のレストラン。

「ル・ゴロワ フラノ」は、倉本聰氏が唱える「創(そう)」の思想に基づいたもの。「創」の思想とは、現代の文明社会に忘れられた、”自らの知恵で生み出すことの面白さ、愉しさ”のことであり、このレストランでは、”食材を育む人”、”それを調理する人”、”味わう人”が直接つながることで、ただ食べるだけではない面白ろさと愉しさを感じることができると考えている。

店舗デザインおよびメニューの監修、店舗の命名、ロゴデザインを倉本聰氏が行っていて、料理を手がけるのは、「北海道 食のサポーター」であり、表参道で北海道食材にこだわったレストランとして名を馳せた「ル ゴロワ」の大塚健一シェフ。大塚シェフは、「食材は穫れた場所で食べるのがいちばんおいしいし、命を感じるこの富良野の地で料理を食べていただいたらお客さまが幸せになれる」と考え富良野へ移住。倉本聰氏監修の元、生産者への敬意を重んじたメニューを考案する。富良野の美しい自然とそこに暮らす人々によって育まれた上質の食材、倉本氏の細部にまでわたるこだわり、そして大塚シェフの確かな腕と富良野の地への敬愛の念で完成された料理は、まさに五感で愉しめて、いつまでも記憶に残るものになるはず。デスティネーション・レストランとして、訪れる価値大だ。

中富良野町「天心農場」が愛情を注いだ人参のムースを富良野「山本農園」のトマトを裏ごししたスープとともに。「人参のスプーマ トマトの冷たいズッパ」

「白糠町 馬木葉」代表が自ら狩を行い調達した野生のエゾ鹿肉をじっくりと焼き上げ、中富良野「天心農場」の新鮮なアンディーヴを添えて。「エゾシカのフリットゥーラ アンディーヴのインサラータ」

大塚健一シェフと大塚敬子マダム。大塚シェフは、数々のフレンチレストランで研鑽を積んだ後、1997年に「ル ゴロワ」を表参道に開店。2006年には神宮前に移転し、北海道を中心とした食材の生産者と強い繋がりを持ち、「ル ゴロワ」流の料理を提供してきた。おもてなしを担当するマダムの敬子さんとともに、以前より親交があった倉本聰の思想に感銘を受け、このレストランのために富良野に移住。

ル・ゴロワ フラノ

2018年5月28日(月)オープン
住所:新富良野プリンスホテル(北海道富良野市中御料)内 ホテルより徒歩3分
営: ランチ12:00~14:30(L.O.13:30)、ディナー17:30~21:30(L.O.20:30)*要予約
予約・問い合わせtel:0167-22-1123

(受付時間:10:00~17:00)
休 月・火 *季節により営業する場合あり。その場合、振替休日あり。
ランチセットメニュー:¥3,600、¥2,970、¥1,860
ディナーコースメニュー¥10,000(ル・ゴロワおまかせコース)、¥7,800(選べるル・ゴロワコース)*アラカルトはなし。

texte:NATSUKO KADOKURA

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