エコでサステイナブルな休暇は、徳島の上勝町へ！

徳島県勝浦郡上勝町は、2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト（Zero=0、Waste＝廃棄物）宣言」を行った町。以来、上勝のごみステーションには、日本のみならず世界中から環境問題に興味を持った多くの人たちが見学に訪れてきた。そんな上勝町に、リサイクルごみ集積場の「ごみステーション」、上勝町住民のリサイクル可能な不用品をリサイクルする無料交換所「くるくるショップ」、「ゼロ（０）・ウェイストアクションホテル」、環境ラーニングを年数回企画する「セミナールーム」、ごみゼロ活動に興味ある企業や教育機関向けの施設「ラボ」から成る環境型複合施設「上勝町ゼロ（０）・ウェイストセンター（WHY・ワイ）」が4月25日に誕生する。

全４室のゼロ（０）・ウェイストアクションホテル「HOTEL WHY」は、上勝町で伐採された杉材や不要になった建具や家具などを活用。大量消費・大量生産社会と一線を画す建築を目指した。建築設計は、中村拓志＆NAP建築設計事務所が担当。

この施設は、住民配慮の環境整備に加えて、より多くの人にゼロ・ウェイストに対する取り組みを知り、体験してもらうことができる機能が充実。今後は環境教育のデスティネーションとして活用される予定だ。

豊かな自然に囲まれた場所に建つ「上勝町ゼロ（０）・ウェイストセンター（WHY・ワイ）」。

標高700m以上の山地に覆われ、深い渓谷を成す絶景を望む場所に位置するこの施設は、環境問題に対する学びの場。それだけではなく「ゼロ（０）・ウェイストアクションホテル」には、アドベンチャー＆エコロジーツーリズムのインフォメーションデスクも設置。上勝の自然の中で、レイクカヤック、リバーピクニック、トレイルランニングなどのフィールドアクティビティも楽しめるのが魅力。ちょうど宿泊予約も開始したので、特別な経験をしに、ぜひ出かけてみては？

1部屋あたり2名以上、4名まで利用可能。家族全員で環境問題について考えるいいきっかけにもなりそう。

レイクカヤックなど、美しい自然の中で楽しめるアクティビティも充実。