ニューヨークで叶える極上ステイ!絶好のロケーション&広々客室が魅力のホテルを厳選。

Travel 2025.04.28

マンハッタンのダウンタウンエリアや、対岸のブルックリン郡にも話題のホテルが続々オープンし、旅行者の宿泊チョイスがさらに広がっているニューヨーク。

エンタメ鑑賞、ショッピング、美術館巡りなどの旅の目的によって、便利で快適なホテルを吟味することで、移動にかかる時間やコストをセーブして、スマートにニューヨークの旅をエンジョイすることができる。例えば、ミュージカルや音楽鑑賞をメインにした滞在なら、迷わずミッドタウンのホテルをセレクト。

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©NYC Tourism + Conventions  ©Julienne Schaer/NYC Tourism + Conventions

今回紹介するふたつのホテルは、絶好のロケーション、都会の喧騒を忘れゆったりと過ごせる広めの客室がおすすめポイント。そして、レストランやルーフトップバーなど、ニューヨークらしい滞在に欠かせないアメニティも充実している。


1. The Knickerbocker(ザ・ニッカボッカー)

ラグジュアリーホテルがタイムズスクエアに!

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100年以上も前から変わらないアイコニックな外観がホテルのトレードマーク。©theknicknyc

42丁目とブロードウェイ通りの角という、これ以上ない素晴らしいロケーションにあるザ ニッカボッカ―。ボザール様式のクラシックな建物は、同エリアがタイムズスクエアと命名された当時、この地に建てられたという歴史的建造物。オープン当初は、場所柄、芸術家たちが定宿にしていたという伝説の宿(作家のF スコットフィッツジェラルドやオペラ歌手のエンリコ・カルーソなど)だった。

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マティーニをオーダーすると、バーテンダーがワゴンでテーブルサイドまで来て作ってくれる。©theknicknyc

また、同ホテル内のバーは、ドライマティーニの発祥の地ともいわれていて、バーテンダーが、時の富豪、ジョンDロックフェラーのために作ったカクテルがその始まりだとされている(バーテンダーの名前をとってマティーニと名付けられた)。映画、『グレート・ギャッツビー』の世界を彷彿とさせるような煌びやかな逸話に事欠かないホテルは、2015年にフルリノベーションを経てリニューアルし、ラグジュアリーホテルを多数傘下にもつ、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドのひとつとして再オープンを果たした。

マンハッタンの中心とは思えない静かなサンクチュアリ

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ザ ニッカボッカ―のデラックスキングルーム。©theknicknyc

スタンダードな客室は、プレミア、デラックス、スーペリアタイプがあり、どの部屋も32㎡以上の広々とした空間を取っている。3.5㎡を超える天井の高さと大きく開かれた窓がさらに客室に解放感を与え、ゆったりとした時間を約束してくれる。

そして、シックなオーク材仕上げの家具や控え目な照明は、リッチな居心地の良さを提供。また、同ホテルにまつわる4人のレジェンドたちの名を冠したスイートルームは、65㎡の広さにリビングルームが備わったゆとりある間取りとなっている。部屋によっては、バスタブ付きのオプションがある点も見逃せない。

魅力的なアメニティも活用して滞在を充実したものに

同ホテルで見逃せないのは、歴史的なストーリーに満ちた充実のレストラン&バー。

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メインダイニング、チャーリー・パルマー・ステーキ Ⅳ。©theknicknyc

4階に位置するチャーリー・パルマー・ステーキ IV はシックなインテリアデザインのステーキハウス。ハウスメイドパスタやシーフード料理などもあるので、どんなシーンでも活用できる。

レストラン内にあるバーラウンジでは、バーテンダーがテーブルサイドまで来て、ドライマティーニをつくってくれるサービスが人気。宿泊客はマティーニキットをオーダーし、部屋でマティーニを楽しむこともできるという趣向もこのホテルならでは。また、タイムズスクエア名物の年末カウントダウンのボールドロップが間近で見れる、セント・クラウドルーフトップも大人気のナイトアウトスポットとなっている。

さらに、同ルーフトップには、近々、日本人シェフが手掛ける手巻き寿司専門店、アコヤがオープンする予定なので、ますます話題になること間違いなし。

ザ・ニッカボッカ― ホテル
The Knickerbocker Hotel
6 Times Sq, New York, NY 10036 
☎︎0120-086-230(ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド 予約センター)https://www.theknickerbocker.com/ 


2.Thompson Central Park New York(トンプソン・セントラル・パーク・ニューヨーク)

主要エンタメスポットに徒歩で行ける立地が魅力

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ニューヨークの音楽の歴史をテーマにしたアートデコレーションが随所にみられるトンプソン・セントラル・パークの内装。©Julie Soefer

音楽の殿堂であるカーネギーホールやオペラ座、バレーシアターを擁するリンカーン・センターにも徒歩で行けるとあって、音楽・ミュージカル好きにぴったりのホテルはここ!世界随一の高級コンドミニアムが立ち並び「ビリオンネア ロウ」と呼ばれるセントラルパーク南端に位置するトンプソンホテルは、セントラルパークにもほど近く、ラグジュアリーな気分を味わいながらも活動的な滞在を実現してくれる。

特におすすめなのは、2022年に加わったアッパー・ストーリーズという、見晴らしのいいホテル上階を占めるエクスクルーシブな174室(スタンダード、スイートルーム)。アクセスエレベーターも他の客室とは別になっている他、アッパー・ストーリーズ滞在者のための特別ラウンジでの食事やドリンクのサービスが、終日無料で受けられることも魅力のひとつ。

洗練されたミッドセンチュリーデザインの居住性の高い客室

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アッパー・ストーリーズのキングベッドルーム。©Julie Soefer

アッパー・ストーリーズの部屋は、なんといってもセントラルパークやマンハッタンの摩天楼を臨む景色が絶品。スぺ―シーな客室内には、直線と曲線を巧みにかけ合わせたミッドセンチュリー家具が機能的に配されている。

客室は、キングベッド、ダブルベッドのチョイスがあり、その他、スタジオや1ベッドルームタイプなどバラエティ豊かなスイートルームが用意され、どの部屋も「寛ぐ」ことを最重要視したデザインとなっている点が特筆に値する。全館600室を近い客室がある比較的大き目のホテルだが、ブティックホテルのようなエクスクルーシブでコージーな雰囲気を味わえるのもこのホテルのおすすめポイント。

伝説のバーガージョイントも健在! ラウンジのライブミュージックも要チェック

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バーガージョイントの店内の雰囲気。©Julie Soefer

同ホテルがオープンする前から同ビルのテナントだった人気のスピークイージー(隠れ家的)ハンバーガーショップ、バーガージョイントがリニューアル後もそのまま残されていることを喜ぶニューヨーカーは多いはず。

フロントデスク近くの謎めいたカーテンの後ろには、落書きだらけの壁に囲まれ以前のままのハンバーガーショップが営業していて、ランチや小腹が空いたときにはもってこいのスナックスポット。ジャズアーティストであるチャーリー・パーカーから名前をとったというメインダイニングのParker'sでは、モダン・アメリカン料理が饗され、毎晩、地元ミュージシャンのライブに耳を傾けながらアルチザンなスペシャルカクテルを堪能することができる。

トンプソン・セントラルパーク・ニューヨーク
Thompson Central Park New York
119 W 56th St, New York, NY 10019
☎︎0120-923-299(ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ 予約センター)
https://www.hyatt.com/thompson-hotels/


アメリカン航空でニューヨークへ!

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©アメリカン航空

昨年、アメリカン航空は米系エアラインでは唯一の羽田とJFK国際空港を結ぶ直行便サービスをスタート。パートナーの 日本航空とのコードシェア便とあわせると毎日3便、異なる時間帯からフライトを選べるので、ニューヨークの旅が益々身近に!

さらにアメリカン航空のロイヤリティプログラム、AAdvantage®の豊富な特典にも注目したい。会員になると、フライト、商品やサービスの購入、クレジットカードの利用、ホテルでの宿泊、レンタカー利用などを通じて、マイルやロイヤリティ・ポイントを漏れなく獲得することができる。また、会員向けに、早期搭乗や、その他特別キャンペーンなどの特典があるので旅行すればするほど、得するプログラムとなっている。


次のニューヨーク旅行で訪れたい、唯一無二のステイ先

滞在先ひとつで、旅の印象が大きく変わるからこそ、目的に合わせたホテル選びが重要。伝統と格式を感じる「ザ・ニッカボッカ―」、洗練されたデザインと利便性を兼ね備えた「トンプソン・セントラル・パーク」。

どちらのホテルも、ニューヨークならではの素晴らしい体験を約束してくれる。次の旅では、心躍る特別なステイを楽しんでみては?

協力:
ニューヨーク市観光会議局
http://nyctourism.com

text: Junko Takaku

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