ソウルで人気の「ぺーグル」ってどんなパン？

韓国人の舌に合う味を追求する職人による、素朴でユーモラスなパンが大人気。

ホンミダン｜홍미당 

焼きたてのペーグルをそっと割いて。自家製のクリームチーズ（プレーン、オニオン、バジル、ブルーベリー、アズキの5種）がセットになり、ベーグルのように塗って味わう。「페이글 with 크림치즈」4,500ウォン（クリームチーズのみ1,800ウォンで購入可能）

グルメジャーナリスト、ファン・ギョイクが推薦。水分量、バターの加減、質感など、韓国人が好むバランスを追求する新店だ。塩パンやクロワッサンなど定番が多く揃うが、注目は直径12cmほどの “ペーグル”。ペストリーとベーグルを組み合わせたもので、幾重にも重なる層はまるでミルフィーユ。ぜひ、10時の焼きたてを狙ってほしい。

ペーグルにも使用されるリンゴを使用した天然酵母。

店内、テラス含め30席。周辺にはセレクトショップもあり、11時頃からオープンする。

ほどよい塩気とクリーミーな味わいを叶えている、オリジナルバター。「原料はすべて国産。食感が安定する」と語るチョン・ジョンチョル。

※『フィガロジャポン』2018年2月号より抜粋