ナナシのお隣、グルメなビオコープ・ダダへ行こう!
Paris 2016.10.21
“Bento”という日本語をフランスに定着させた功労者といったら、野菜たっぷりの食事が美味しいナナシ。今では、前菜とメインが一緒に同じ器にセットされていたら、中身がフレンチでもパリっ子たちには“ベントー”なのだ。そして、この店ができた当時は周囲にボボたちもまだ住んでいず、ろくなレストランもブティックもなかったのだけど、今では、この界隈に住むのがパリの若者たちには夢というくらい、流行りの地区である。


エントランスからは想像できない、ビオの世界が広がる店内。
ビオ派の彼らを喜ばせるのが、1年くらい前にオープンしたビオコープ・ダダだ。ビオの品を扱うスーパーマーケットというと、どことなくストイックな雰囲気だったり、木の素材が多用されていたりするけれど、ここは違う。白いモダンな空間で、グルメ感が漂う。中央の円形の売り場をどんと占める野菜と果物は、新鮮さを誇らしげに輝かせている。誰が言ったか、ここはビオのグランド・エピスリー(デパートのボンマルシェの食料品館) みたいな場所。ランチの時間が近くなると、サラダ、スープ、サンドイッチ、キッシュ・・・・・・など、テイクアウトのための品がキッチンから次々と姿を表す。ジュースバーもあるので、アーリーバードたちは軽い朝食もとれるというのも嬉しい。


チーズもパティスリーも種類豊富。


ランチ・タイムには8,5ユーロの温野菜とサラダのセットや、サーモンとアボカドのタルチーヌ(2切れで5,90ユーロ)などがテイクアウトできる。
photos:Mariko OMURA
Biocoop Dada Paradis
29, rue de Paradis
75010 Paris
Tel. 01 40 79 43 51
営)10:00~20:30(日 ~13:00)
http://dada-paradis.greendada.fr/
29, rue de Paradis
75010 Paris
Tel. 01 40 79 43 51
営)10:00~20:30(日 ~13:00)
http://dada-paradis.greendada.fr/
réalisation:MARIKO OMURA
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