15区のラデュレで、ヘルシーなグルメ・ピクニックを！

ショッピングセンター嫌いのパリっ子たちだが、なぜか15区のボーグルネルは楽しく活用している。そこに今夏オープンしたのが、ピクニック・ラデュレ。ここに来れば、フランス産の新鮮な素材を使った美味しく健康的な、食事を一日中好きな時間にとることができる。ベジタリアン向けのサラダ、サンドイッチも揃えられているし、ジュースもコールドプレスだ。シャンゼリゼ大通りやロワイヤル通りのティールームと異なる、新しいコンセプトの店。イートインとテイクアウトの両方が可能で、またインターネットでオーダーして1時間後にピックアップすることもできるし、配達のサービスもある。パステルグリーンのパッケージが可愛いので、イートインした後で、何かテイクアウトしたくなってしまうかも。

テイクアウト例。左からドレッシングとサラダ、フィンガーサンドイッチ、グラノラ・フロマージュ・ブラン、ラデュレ・デトックス・ウォーター。

サンドイッチ2個なら、このボックス！

カジュアルに美味しく健康な食事。イートインはこのプレートにのせて。

さあ、何がお店に並んでいるか、というと……サラダ、サンドイッチ、そして日替わりのスープとキッシュ。これらはピクニック・ラデュレでしか味わえないが、パティスリーやヴィエノワズリーは他のラデュレと同じ。

サラダはロブスター、ニソワーズ、デトックス（サーモン）など5種。7,5ユーロ〜。サラダのセットメニュー（14,50ユーロ。ロブスター・サラダは対象外）には、マカロン1個とラデュレ・デトックス・ウォーター1本がつく。

日替わりのキッシュは1ピース6ユーロ。

チキン、スモークサーモン、BLTなど5種のサンドイッチは、3ユーロ〜。

インテリアを手がけたのは、クラウディア・ラヴンボー。ロンドンとグラスゴーでアートを学んだノルウェー出身の女性である。引越しを繰り返すうちに、室内装飾に興味を持つようになったそうだ。ラデュレ・ピクニックでは、彼女による折衷スタイルでエレガンスが現代的に表現されている。

ラデュレ・グリーンの壁に、照明に凝ったブティック。1階は料理コーナーとスイーツコーナーに分かれている。

ピクニック・ラデュレでは、1階だけでなく中2階にイートインのためのスペースが設けられている。グリーンの植物とネオンに見守られ、グルメ・ピクニックを！