限定品がこんなに!? ボン・マルシェのレッツゴー・ロゴ！ 展。

いまの時代、ロゴなしの装いでは街に出られない……というのはオーバーだけど、モード界はロゴが花盛りだ。グッチが再燃させたか、ディオールが仕掛けたかはともかく、それ以前にスポーツウエアの存在があってこその、このロゴ・ブームといえるだろう。

デパートのボン・マルシェで2月24日に始まった『レッツゴー・ロゴ !』展は、3フロアを使ってロゴのオンパレードだ。販売されているのは、このために特別に用意された品ばかり。過去にロゴを表に出したことのないブランドが初めてロゴ付きをデザインしたり、あるいは既存のロゴをデフォルメして新しいロゴを作ったり……フロアごとに紹介しよう。

ショーウィンドウを飾るさまざまなブランドのロゴ限定品。

130ブランドのカプセルコレクション

地上階はモード、ビューティ、グルメなど分野さまざまな130ブランドが、 カプセルコレクションをこのイベントのためにクリエイトして大集合。セーヴル通り側のコーナー、そして化粧品売り場の奥のコーナーとの２か所で展開中だ。

セリーヌのポシェット、ロエベのリュックサックの限定品なども魅惑的だ。中には意外すぎるファニーなアイデアも。たとえば、イザベルマランはロゴ入りスウェットという王道はもちろん、さらに台所用のスポンジや園芸用グローブにもロゴを入れ、ポール・スミスはオイルサーディン、ゲランは蜂蜜、リュニフォームはジャケット、アミ アレクサンドル マテュッシはヘルメット……。売り場に並ぶ数え切れない限定品。ポップで賑やかで、春の到来を感じられるものばかり。

グランド・エピスリーもブランドとして参加し、本館1階の売り場で多数の限定品を展開している。

セーヴル通り側のコーナーの中央を王者の貫禄で占めているのは、シャネルのテニスラケットやヨガマット。これらは限定品ではないけれど、春夏コレクションの先行販売だそうだ。

地上階のレッツゴー・ロゴ！展の売り場。上記で紹介しているブランドの他、レペット、3.1 フィリップ リム、ミュウミュウ、カルヴェン、キールズ、ボントン、エレス、フレッド……など、130ブランド。