ヨガもダンスも、エルネスト・レオティでスタイリッシュ。
Paris 2018.07.12
プレタポルテの大きなインスピレーションがスポーツウエアの時代。では、スポーツウエアはどうなるのか……と気になっていたところに、オートクチュールにインスパイアされたブランドが誕生した。“Couture for Leisure”が文句のErnest Leoty(エルネスト・レオティ)だ。ヨガ、ピラティス、ダンスなどで身体を動かすときにもスタイリッシュでありたい!という女性に向けられている。新しいジャンルのブランドといっていいかもしれない。今年の2月に生まれたばかりのブランドながら、早速オテル・リッツのコンセプトストアが販売をしている。
ブランドのクラシックアイテムから。
チュールのような素材も取り入れている。
販売はブランドのサイトだけでなく、最近ではwww.matchesfashion.comでも取り扱いが始まった。
1873年のパリ万博で国際的名声を得ていたコルセットのメゾンのエルネスト・レオティの名前とアーカイブを手に、フランス人女性のマリオン・ラバトがコルセットの要素を巧みに取り入れたウエアをデザイン。コルセットといったら、パリのオートクチュールには不可欠なアイテムである。スポーツウエアに使われるイタリア製素材を用い、ダンスウエアやスポーツウエアを取り扱うヨーロッパの工場で生産している。女性の身体がスポーツの時も美しさを保てるうえ、組み合わせによってはシャツやジーンズと合わせて日常着としても活用できるので、ライフスタイル・ウエアという表現を用い、単におしゃれなアスレチックウエアではないことを強調する。今後の発展に期待したい。
夏用にはコットン40%の素材を開発。コルセットトップ 160ユーロ、レギンス 150ユーロ。
コンビネゾン 240ユーロ。
ショートコンビネゾン 160ユーロ。
マリオン・ラバト。5歳からクラシックバレエを習い、今はヨガなどを楽しむ。
Hotel Ritz Consept Store
15 place Vendôme
75001 Paris
営)9:00(日 10:00)〜20:00(日 19:00)
無休
https://ernestleoty.com
réalisation:MARIKO OMURA