美味しい緑の楽園が、プランタン・デパートの屋上に出現。

Paris 2018.08.28

上階にグルメフロアの“プランタン・デュ・グー”ができた、プランタン・デパートのメンズ館。長いこと続いた改装工事の締めくくりは、ルーフトップのレストランPerruche(ペリューシュ)だ。7月に待望のオープンを果たした。

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パリ、プランタン・デパートのメンズ・グルメ館の屋上に巨大な庭が誕生した。photo:Jêrome Galland

ペリューシュとは、鳥のパラキート? 500平米のスペースには、エキゾチックな植物、避暑地でよく見かけるストライプのクッション、ガーデン・チェア……本当にデパートの屋上にいるのだろうか、と驚くリラックスした雰囲気が広がる。都会の楽園、ここにあり!というパリ新名所である。インテリアを手がけたのは、パリの室内建築界のデュオ・スター、トロ&リオタールだ。彼らは現代的ながら、とても洗練された空間を作り上げる名手。最近では話題のスポーツジム21 Blancheのレストランを手がけ、ふたりはますます知名度をあげたところである。

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2区のレストランDarocoの仕掛人たちとサン・クルーのQuai Ouestの仕掛人たちというパリのレストラン業界の強力な2チームによる合同プロジェクト。内装はトロ&リオタールに任された。

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ペリューシュの生みの親はこんな顔ぶれ!

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パリの現代生活に欠かせないアペリティフ・タイムもここで。カクテル4種は各6ユーロ、グラスワインは8ユーロ〜。photos:Jêrome Galland

デパートの営業が始まると同時にオープンするのも素晴らしいし、デパートが閉館した後もペリューシュはオープンしているというのもうれしいことだ。そしてその間ノンストップで営業していて、ランチとディナーの間には軽食メニューがあるのでいつでも空腹が満たせる。知っておいて間違いなく損のない新しいアドレスだ。360度のパリのパノラマも大きな魅力。夕暮れは西側に向かって席をとり、パリの日没に乾杯しよう。

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前菜は14〜22ユーロ。メインは24ユーロ〜。例えばライス添えのタコのグリル(写真)は36ユーロ。

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スズキのグリルの野菜添えは38ユーロ。

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スナッキングの時間帯にはタルティーヌ、サラダやサーモンなどの前菜類、デザート数種といったメニューが用意されている。photos:Jêrome Galland

Perruche
2, rue du Havre
75009 Paris
営)9:35〜翌2:00(朝食9:35〜11:30、ランチ12:00〜15:00、スナッキング15:00〜18:00、ディナー19:00〜24:00)
無休
http://perruche.paris

réalisation:MARIKO OMURA

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