ブッダ・バー・ホテルの新しいティータイムで、寛ぎの時間。
Paris 2019.02.22
フォーブル・サントノーレ通りでブティック・クルージング。心ときめく時間を過ごした後は、ゆったりしたスペースで休憩をしたくなる。甘いものをちょっと口に入れたいし……。
エルメスのブティックからそう遠くない場所にあるブッダ・バー・ホテルのラウンジバー「Le Qu4tre(ル・キャトル)」で新しいティータイムメニューがスタートした。パートナーはフランスのお茶の専門メゾン「Palais des Thé(パレ・デ・テ)」。バーなので、もちろんグラスワインやグラスシャンパンだけで寛ぐこともできるけれど、いまだけのお楽しみであるティータイム(15〜17時)が個性的で面白い。パレ・デ・テのソムリエと、バーのシェフ・バーマン、そして料理のシェフの3名がクリエイトしたものだそうだ。

フォーブル・サントノーレ通りから入ってすぐの場所にあるブッダ・バー・ホテル。

このバーカウンターのスペースの向かいに、ゆったりとしたソファ席が広がる。
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ティータイムは甘辛5種の盛り合わせとお茶のセット(35ユーロ)からなり、シルクロードがテーマなので、お茶はウーロン茶または7種の柑橘類のロシアンティーのどちらかを選ぶ。後者はロシア式にサモワールによるサービスで気分を盛り上げる。ラウンジバーの大きなソファを陣取って、温かいお茶で静かにリラックス。カフェの小さな木の椅子では味わえない、ショッピング後の贅沢な時間では?

サモワール。photo:Julie Limont

ティータイムはセットをとらず、アラカルトでもラウンジバーを活用できる。なお、セットの盛り合わせは餃子とフォアグラロール、そして見た目は寿司!というトロンプロイユのスイーツ3点。5種といっても超ミニサイズなのでおやつ感覚で。photo:Julie Limont
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さて、ティータイムが終わった後にも、 パレ・デ・テとのコラボレーションは続く。18〜22時には、ティー・アペリティフというセット(42ユーロ)を提案。こちらもテーマはシルクロードで、インディアン・ティーなどをカクテルに使用している。セットの内容は焼き鳥や天ぷらなどアジアの味の5ピースの盛り合わせとカクテル。4種のカクテルのうち1種はノンアルコールなので、お酒の飲めない人でも楽しめるティー・アペリティフだ。なおバー・メニューは軽いアジア料理が豊富なので、寛ぎついでに簡単なディナーをとって1日をここで終えることも可能である。

ティー・アペリティフはカクテルと5種の盛り合わせ(エビのタコス、野菜の太巻き、エビの天ぷら、つくねの串刺し、フライド豆腐)。カクテルはシルクロードがテーマだけあって、名前もLe Cachemire、Ambre、Perjalnan、Le Sencha Sourなどと凝っている。photo:Julie Limont
réalisation:MARIKO OMURA




