パリ滞在、知っておきたいカフェ・キツネ・ルーヴル!!
Paris 2019.11.07
パリにカフェ・キツネの1号店ができてから、早くも6年が経過した。2002年にジルダ・ロアエックと黒木理也が生んだブランド、メゾン キツネの冒険はモード、音楽、カフェを超えてまだまだ続く。パリではなく、アジアのどこかの国にホテルを開く!などという噂もある。それは先のことかもしれないけれど、この秋、パレ・ロワイヤルにカフェ・キツネのさらなる発展形といえる初のレストランがオープンした。場所はコメディー・フランセーズのすぐ近く、リシュリュー通りとのコーナー。
photos:The Social Food
カフェ・ラウンジ・レストランとうたっていて、朝8時30分から24時までの営業である。いつ行っても開いている、というのはパリジャンにも観光客にも心強い。11時に食事のサービスが始まり、そのまま23時までノンストップなので、カフェというよりブラッスリーのような場所だと心得ておこう。料理はアメリカンダイナー、フレンチビストロ、それに和風が加わったという、パリ中を探してもほかでは見つけられないキツネ・スタイル。ハンバーガーあり、クロックムッシュあり、ワサビ味ポップコーンあり……。
カフェ・キツネ・ルーヴルのグラノーラでスタートする朝。photo:The Social Food
クロックムッシュとカクテル「Yokosso」で、ほろ酔いもパリっぽく! photo:The Social Food
小腹が空いた時は、「クラッシュド・サーモン」(手前)か「サバのブランダッド」を。photo:The Social Food
愛らしい枝豆のフムス! photo:The Social Food
「キツネ・バーガー」。photo:The Social Food
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18時からのカクテル・バーも魅力のひとつである。MOFバーテンダーのアレクシ・タウフィックがこの店のためにクリエイトしたカクテル・カフェ・キツネの数々。「キツネ・カクテル」「ヨーコソ」「フォックス・ノリ」……焼酎と干しイチジクベースの「イチジク・ネグローニ」なるカクテルも気になる。
「フォックス・ノリ」。photo:The Social Food
ビジュアルに酔ってしまう、「パリジャン・コーヒー・マルティーニ」。photo:The Social Food
内装を任されたのは建築家集団Ciguëである。大きなガラス窓から差し込む自然光が照らす1階はカラフルな大理石の組み合わせ、ネオン、イノックスのカウンターが都会的な雰囲気を醸し出している。木の床が広がる2階は丸テーブルとベンチ席が温かみを演出し、寛ぎの時間が過ごせそうだ。ジャム、ハチミツなどを販売している!というのも、お土産探しに苦労する観光客にはうれしい限りでは?
広場に面した1階のエントランス。photo:The Social Food
2階。窓の外にコメディー・フランセーズが眺められる。photo:The Social Food
2, place André Malraux
75001 Paris
tel:01 40 15 99 65
営)8時30分〜24時(食事メニューは11時〜23時)
無休
www.maisonkitsune.com/mk/fr/cafe-kitsune-2
réalisation:MARIKO OMURA