セリーヌの香りのブティック、9種のフレグランスとetc.

Paris 2019.11.16

パリ1区、サントノーレ通り390番地にセリーヌ オート パフューマリーのブティックが11月2日にオープンした。写真で見ると広いスペースに思えるけれど、これは無限に連なる鏡の遊び。アンティークの大理石をラッカー加工で仕上げた壁に囲まれ、香水というパーソナルな品を選ぶのにふさわしい、インティメイトな心地よさが感じられる空間である。

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ミラー効果が見事な店内に、連続してディスプレーされたパフューム。

店内に並んでいるのは、昼の香り6種、夜の香り3種の合計9種のユニセックスの香り。来年、さらに2種がプラスされる。これらはエディ・スリマン自身が書き綴った“香りの日記”をもとに、3名の調香師とつくりあげたパフュームである。柑橘系、ウッディなどという従来の香りのカテゴリーにはあてはまらず。共通していえるのはどれも洗練そのものの香りということだ。ひとつずつ試して、じっくりと自分の香りを選びたい。

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香りを収めるのはアールデコのボトル。白いボックスには、ブラックタイを思わせる黒い幅広のリボンがかけられる。香りはParade、Saint-Germain des prés、Cologne Française、Dans Paris、La Peau Nue、Eau de Californie、Reptile、Black Tie、 Nightclubbingの9種。

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ボトルデザインと共鳴するアールデコの空間。ミニマルでエレガントだ。

ブティックでは香りだけでなく、シルバーアクセサリー、トランプといったデイリーユースが楽しい小物を多数取り扱っている。とりわけ、パリの凱旋門のチェーンにインスパイアされたトリオンフモチーフのグッズは見逃せないだろう。トリオンフキャンバスのビューティポーチやリップケース……世界でも限られたブティックだけで展開される特別な品だ。

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ブティックの左手のスペースのショーケースで、オブジェやグッズを販売。

Celine Haute Parfumerie
390, rue Saint-Honoré
75001 Paris
tel:01 70 38 62 75
www.celine.com/ja-jp/celine-haute-parfumerie

réalisation:MARIKO OMURA

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