カルーゼル・デュ・ルーヴルに、エルバリウムの限定店が。
Paris 2020.09.30
Herbarium(エルバリウム)がマレ地区に期間限定店を開き、そこでアトリエを開催し、また複数のブランドとコラボレーションをして……いまではパリジェンヌたちは押し花アートを暮らしの中に気軽に取り入れるようになった。


A4サイズ、B4サイズ、そして60×80cmの3サイズあり。なおボン・マルシェのクリスマス期には18×24cmの特別サイズが販売される。photos : Marine Brusson
9月中旬、ルーヴル美術館の地下のショッピングモール、カルーゼル・デュ・ルーヴルに半年間の新たな期間限定ブティックをオープンしたエルバリウム。インテリアを任されたクロエ・ネーグルがデザインしたのは、チュイルリー公園が近いこともあり、植物園をイメージした緑あふれるブティックだ。その空間に定番コレクションの額が並び、もうじきこの秋冬のカプセルコレクションも壁を飾る。押し花のアートワークはクリスマスギフト探しをする人の強い味方でもあり、このポップアップブティックはパリジェンヌだけでなくルーヴル美術館を訪問する観光客にも喜ばれることだろう。なおこのブティックでも定期的にアトリエが開催される予定だ。
カルーセル・デュ・ルーヴル内、逆さピラミッドの向かい、ラデュレの左隣にオープンしたエルバリウム。photo : Marine Brusson


植物園の中でショッピングするような感じのブティック。photos : Marine Brusson
エルバリウムのサイトでは、10月に新しいサービスもスタートするという。それは画面上で自分でベースの色とアルファベットの1文字を選んで、花を好みに配置してシミュレーションが楽しめるというもの。そこにはメッセージもプラスできる。そこで終わることもできるし、画面上でクリエイトした押し花アートのオーダーもできる。配達は海外でもOKとのこと。
好みの花を手で配置するかわりに、マウスでドラッグしてパーソナライズを楽しむ。
アルファベット・フローラル・アートはオンラインショップでも販売されている。95ユーロ。
Carrousel du Louvre
99, rue du Rovoli
75001 Paris
営)10時〜19時
休)火
réalisation : MARIKO OMURA