フレデリック・マル、創業20周年を調香師たちと祝う。

Paris 2020.11.02

2018年、日本に上陸し、またたく間に香水ファンの心を捉えたパリ発の“エディション ドゥ パルファム(香りの出版社)”をコンセプトにしたフレデリック マル。9月末、ブランド創設20周年を祝うオンライン・パフューム・サミットが開催された。映画ジャーナリストとしての活躍でも知られるイザベル・ジョルダーノが司会進行を務め、出席者はフレデリック・マル、そして彼がともに仕事をするピエール・ブルドン、ジャン=クロード・エレナ、ドミニク・ロピオン、モーリス・ルーセルといったベテラン4名と、“マル・ファミリー”の末っ子的存在で紅一点のアン・フリッポの計5名の調香師たちだ。ブランド創設の背景、パフューマーとマルの出会い、クリエイション、香水産業の変遷といった内容を語り合う彼ら。香りを介して名前を知る調香師たちの生の語りを聞くのはおもしろい。ときに意見の対立もあり……香り作りに個性を発揮するようにそれぞれが情熱あふれる発言で、豊かで刺激的な1時間30分が展開された。

それにしても、ここで語られることを聞けば聞くほど、マルが20年前に始めた香りの冒険の素晴らしさにあらためて感服せずにはいられない。

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司会者イザベル・ジョルダーノを中央に、フレデリック・マルと5名の調香師たちが語る。

“エディション ドゥ パルファム(香りの出版社)”とは?

2000年、パリ左岸のグルネル通りに小さな香水のブティックがオープンした時、香水を売る場所としては珍しいモダンな内装に驚かされた。でも、その空間にはもっと大きな驚きが待っていた。それは「Editions de Parfums(エディション ドゥ パルファム)」、“香水の出版社”を意味する、革新的な香水作りをする香水ブランドだったことだ。フレデリック・マルは出版社の編集者と作家のような関係で、パフューマーと仕事をする。作家が小説を書き、編集者が意見を述べたり、提案したり、ふたりで話し合って……といったやり取りを経て作品が生まれるように、エディション ドゥ パルファムでは調香師たちの自由に任された香りが生まれるのだ。そして本の表紙に作品名と作家の名前が書かれるように、フレデリック マルでは香水名とともに調香師の名前もボトルのラベルに書かれている。それまで表に出ることのなかった調香師の名前が……。

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Frédéric Malle(フレデリック・マル)

ボトル誕生の裏に写真家アーヴィング・ペンが。

パリの蚤の市やブロカントで昔の香水ボトルを販売しているのを見かけたことがないだろうか。香りによって異なるデザインなので、ボトルのコレクターも少なくない。フレデリック マルではいくつ異なる香りが発表されようと、同じボトルである。それもとてもシンプルなデザインの。サミットで、創業者フレデリック・マルがボトルデザインについての裏話を披露した。その前に司会者から、もし自分が建築家だったら?と聞かれ、ミース・ファン・デル・ローエになりたいと答えたマル。もともとモダニティとシンプリシティへの嗜好の持ち主であることを忘れてはならないだろう。 

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@ Archives Editions de Parfums Frédéric Malle

「どんなタイプの香りもおさめられるボトルにしようと決めたのは、経済的な理由もあります。また、当時広告やパッケージングが香水の決め手となっていた時代だったけれど、僕のブランドでは大切なのはボトルの中の香りそのものです。実験室で使われるような可能な限りシンプルなボトル。バウハウスにもインスパイアされてデザインしました」

これには裏話がある。機能性の高いシンプルなボトルをマルがデザインしたのはニューヨークからパリに戻る飛行機の中でのこと。自分のブランドの準備を進めながらも、香りのコンサルティングの仕事を続けていた時代で、あるクチュリエの香水の広告写真を、敬愛する写真家アーヴィング・ペンに撮影してもらうためにニューヨークに行った。しかし、ペンは貝殻形をしたバロックタッチの香水ボトルを前に困惑。そしてモダニティとは何かをマルに説いたのだ。その内容に触発された彼は、パリに戻る機内ですぐさまボトルをデザインしたのである。

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調香師たちも驚いたフレデリック・マルの革新。

マルがブランド創設の準備を始めた時に声をかけたのは9名のパフューマー。すでに名香をいくつも発表している香水界のスターばかりである。そんな彼らがマルと仕事をするのはなぜだろうか。何をあなたにもたらすの?と司会者がジャン=クロード・エレナに質問を投げかけると、その時代を振り返って彼はこう語った。

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Jean-Claude Ellena(ジャン=クロード・エレナ)
香りにまつわる最初の思い出は、幼少期に手の届かない高いところに置かれていたビスケットの缶の匂いだそうだ。右は彼がフレデリック マルで最初に手がけた香り。アンジェリーク スー ラ プリュイ 100ml ¥
29,150

「当時、香水業界では古参たちが世界を閉ざし、フォーミュラの秘密を守り、若いパフューマーを接近させなかったんです。香水のアーティストでありたい若いパフューマーは、どうやって存在したらいいのだろうか、という時代でした。でも業界にも徐々に変化の兆しが見え始め、フレデリック マルが登場したのです。これはおもしろいことでした。なぜって、僕は彼が最初に言ったことをよく覚えていますよ。“僕はボトルに調香師の名前を入れたいと思ってる”と。創ったパフューマーの名を入れるって、これは素晴らしいことです。ボトルに名前が入るということは責任をとることで、その高みにふさわしい香りを創らねば、となりますね。彼には感謝します。なぜって、調香師に光が当てられ、世間の目に僕たちは存在することになるのですから」

フレデリック マルはほかの香水会社と違って、単に香りを依頼するだけでなく、調香師と対話をし、真の関係を築いて一緒に香水を作ってゆく。ほかの香水会社と違ってブリーフィングもない。

「彼とは香りそのものについてすぐに話が始まります。コストのことはまったく話しません。クリエイションの自由があります」とエレナが語れば、モーリス・ルーセルも「香水作りにおいて依頼主と直接話をするというのは珍しいことだ」と。

フレデリック マルではボトルの形は同じでも、それぞれの名前は異なり、香りへの好奇心をそそる響きがある。命名するのはマル。パフューマーたちが語っているように、ストーリーを語る香りを調香師と一緒に作る彼には、簡単なことなのだという。

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20世紀の香水業界に起きた変化。

父親がマルの祖父(パルファン・クリスチャン・ディオールの創設者)や母親とも仕事をしていたという関係で、マルの若い時から親しく、兄のような存在のピエール・ブルドン。このサミットではマル本人が語らぬ功績を彼が代弁したり、ほかのパフューマーの発言に軽く茶々を入れたりしてサミットを盛り上げる。香水業界の変化という司会者の問いかけにも、いの一番に発言。

「僕は70年代からこの仕事をしているけど、大きな変化が起きたのは金融グループが香水メゾンを買収し始めるようになってからだね。彼らが香水作りに参加することで、それまでのように新しい香水にリスクを負うことはできなくなった。かつて香水メゾンの社長がリスクを負って、真の個性を持つ香りを生むことに調香師をプッシュしてくれたものだけどね。いまやマーケティングを第一に考え、テストをし、香りの個性を限って大勢に受けるものを作るので、どれもまるでエレベーターの音楽みたいな香りばかりなんです」 

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Pierre Bourdon(ピエール・ブルドン)
香水を語る時に、調香師を鼻を意味する“ネ”と呼ぶこと、中見を“ジュース”と呼ぶことを嫌っている。
マルセル・プルーストが『失われた時を求めて』で書いているように、香水は芸術品だと語る。右は彼による香りイリス プードゥル 100ml ¥ 39,600

そもそもフレデリック・マルが“エディション ドゥ パルファム(香りの出版社)”を作ろうというアイデアを得たのも、そうした背景がある。彼の周囲の趣味のよい人々の誰もが香水をつけなくなっていた。なぜなら、その頃入手できた香りといったらデューティーフリーも含めセルフサービスの香水売り場が扱う凡庸な香りか、あるいはおばあさんたちの時代の古臭い香りだけだったから。それで、趣味のよいクリエイティブな香りを求める人たちと、作りたい香りが作れない状況に置かれているパフューマーたちを結びつけよう、とマルが思ったことからエディション ドゥ パルファムの歴史が始まったのだ。

そのセルフサービスの売り場に置かれる香水について、モーリス・ルーセルからは、興味深い発言が。

「香水を求める人たちの買い方が変わったことで、香水ビジネスにも変化がありました。たとえば、化粧品と香水を扱う巨大なスーパーのようなブティックに行きます。幾千もの香りが並んでいて、人々はそれをめちゃくちゃに試し、ろくなアドバイスもなくって……。消費者たちは蓋を取って、スプレーして、嗅いでみて……。つまり香水が客の心をとらえるには5〜10秒の勝負なので、トップノートが魅力的な香りが求められることになるのです。かつてはトップノートではなく、一日中、纏う者を包み持続する香りを作り、このような売る瞬間のための香水は作っていませんでした。金融グループが登場する以前、人々はお金もうけよりも香りそのものを愛していたのです」

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引き出しで待っているパフューマーのアイデア。

クリエイティブな個性ある香りではなく、世間が欲しがる香りばかりが世に出る時代。「だから別の仕事の方法を考えたわけです」とマルが語り始めた。

「フレデリック マル創設当初から、大切なのはイメージより、ボトルの中身だと決めていました。そして、売り方もパーソナライズした方法で、と。セルフサービスにはないものですね。だからトップノートに頼るのでなく、8時間纏って快適な香りをと……。資金は広告ではなく、ボトルの中身に注ぐ。新しいことをするために、昔風のやり方を逆説的に選んだわけです」

20年前にマルが創設するブランドについてともに考えたというブルドンは、「フレデリック マルについて語る時、追加したいことがあります。コンセプトを考えた時に、“エディション(出版)”にするか“印象派の落選展”にするか、と。パフューマーというのは誰しもお気に入りの傑作を持ってるものなんです。作りたい、売りたいと願っているけれど拒否された香りです。“私の最上の香りは、売ることができなかった”と故エドモン・ルドニツカ(注:20世紀を代表する名調香師)も語っていたように……。結局、フレデリックがしていることはエディションと“落選展”と両方となりましたね。なぜって、パフューマーが過去にほかで却下された香りを提案すると、フレデリックは“ああ、よいアイデアだ”と受け入れますから」

「モーリス・ルーセルの『Musc Ravageur(ムスク ラバジュール)』がそうだ」とマルがぽつんと追加。ルーセルがサミットのはじめに語った、マルとの次のような初めての出会いがより理解しやすいだろう。コレクションの中でもおそらく最も官能的な香りがどのように世に出たのか、知ることもできる。また個性ある香りはマーケティングを優先する香水会社からは拒まれることも、この話からよくわかる。

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Maurice Roucel(モーリス・ルーセル)
とりわけ彼が愛するのは、マグノリアの花。右は彼が手がけた香水、ムスク ラバジュール 100ml ¥
34,100

「僕のニューヨークのオフィスに、ピエールの紹介でフレデリックがやってきました。彼はメゾンの説明をし、そして、僕に“何かありますか?”と。引き出しに彼を待っていた香りがありました。パフューマーというのはアイデアの仕事をしているので、出せるものを持っているのですね。その香りを彼は気に入りました。そして、従来の香水会社の仕事では“うーんいいかも”、“いやどうだろう”といった感じなのに対して、彼はすぐに“ベルガモットをもう少し”と言ったのです。もともと入ってるものなので、大きな違いは僕にはありません……これがフレデリック マルでの僕の最初の香りとなる、 ムスク ラバジュールなんです」

彼は香水を父親と母親がいるベビーにたとえ、ふたりで作ることがおもしろいと。また、仕事の進め方については、ふたりの間にボールのやり取りがあるテニスにたとえる。このムスク ラバジュールでは、ベルガモットを増やした後で、「シナモンをもう少し、とも言いましたね!」とマルが思い出して語った。

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未来の香水。成分は天然香料か合成か。

さて司会者が明日の香水について語ってもらおうと、天然香料か合成香料か、という言葉を発するや……。

「天然か合成かというのは馬鹿げたことだ。それに天然のほうが合成よりも高貴であるとかも。僕にとっては大層なリサーチを要する合成のほうがずっと高貴です。このような区別はやめましょう」

と、ブルドンがすぐさま反応。香水は19世紀末から20世紀の頭に化学とともにおもしろくなっていった、とマルの発言があり、エレナが香水術は化学とともに生まれたと。その先駆者がコティだったのかゲランだったのか……これは意見が分かれることに。

調香師の世界では珍しくグラース出身でもなく、ISIPCA (香水の高等専門教育機関)でも学んでいない化学畑出身のルーセルが続けた。

「化学の世界で興味深い化合物が登場するたびに、偉大な香水がクリエイトされています。クマリンのシャリマー、アルデヒドのシャネルN°5というように。いまの時代、真のクリエイションというのは化学製品なしには作れないのです。たとえば音楽家にラ、ソを使うなと言わないように、画家に使う色を限らないし、作家にアルファベットを限ることもないように。新しい化合物が市場に出るたび、僕たちは乱されますが、飼い慣らしてゆくためには少しずつ使い進めることです。最初は1/1000から徐々に、そして10%というように。嗅覚デシベルの衝撃って、慣れてしまうものです」

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10年後の香水について。

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Dominique Ropion(ドミニク・ロピオン)
ティエリー・ミュグレーの「Alien」、ランコムの「La Vie Est Belle」など、彼が調香した香りには映画のタイトルと同じものがある、と司会者を喜ばせた。右は彼の手がけた
ユヌ フルール ドゥ カッシー 100ml ¥39,600

マルとは30年来の知り合いで、彼との間には信頼とリスペクトがあると語るドミニク・ロピオンは、サミット中、ほかの調香師に比べて言葉少なで発言も穏やかである。

「明日の香水、10年後の香水といっても、常に同じことです。アイデンティティがあり、多数のほかの香りの中で見分けがつく香りをクリエイトすること。作るうえで拘束があっても、それは変わらないことです。使えない香料があったら、ほかを見つければいいのです。そうして強いられることによって、新しいものを生み出せるかもしれません。問題は過去にクリエイトした香りが守られることですね。僕は先のことは心配していません」

司会者が未来の話から少し時間をいまに近づけ、パンデミックと香水について質問。「パンデミックによって、もっともっとリスクを負わない方向へと香水の未来は向かってゆく」というブルドンの意見に賛成しかねるマルは、夜の外出が減ることでドレスが必要ではなくなるように、香りもまた求められるものが変わると語る。

「ナイトクラブに集まる男性たちをノックアウトするような香水も、そう。生活で求められているのは、安心させられる香り。清潔ということだけでなく、気持ちを落ち着かせる香りです。たとえばジャン=クロードの『L' Eau d’Hiver(ロー ディベール)』。温かな水という名の、とても心地よい香り。この心地よさこそが、いま求められていることに適応します。ドメスティックなパフューム。いまその仕事をしたいと思っています」

フレデリック マルから今後どのような香りが誕生してゆくのだろうか、と楽しみになる発言だ。サミット参加の調香師の中で、まだ香りが発表されていないのはアン・フリッポ。どうやら次は彼女による香りらしい。

フリッポはマル・ファミリーでは新顔だが、イヴ・サンローランの「リブレ」などの香りを手がけているキャリアの持ち主である。フランス北部の出身で、白い花は15歳まで嗅いだことがなく、ジャスミンの香りを知ったのも17歳だったという。彼女の植物に関する豊かな知識を讃えるマルは、“一緒に進めたいアイデアがある”と彼女に声をかけたそうだ。

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Anne Flipo(アン・フリッポ)
フランスの北部の街パ=ド=カレーに暮らす彼女は、オペラ観劇のためにパリまで来るという。

「フレデリックとは1年密に仕事をしたところです。素晴らしい経験でした。ビッグメゾンとの仕事をするのとは異なる喜びがあります。フレデリックと私のふたりだけで、一緒に作り上げてゆくのですから。ビッグメゾンでは初めは確かにアイデアがありますけど、進めるうちにあちこち削られてしまい最初のアイデアから遠いものとなってしまいます。フレデリックとはまだひとつの香りしか経験がないのだけど、最初からの強いアイデアによって強い香りが生まれます。ボトルに私の名前が書かれる、と彼から聞きましたけど、大切なのは中身。これはファンタスティックな冒険ですね」

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偉大なパフューマーのクオリティとは。

創業当時からのコンセプトを守り20年。これから先の20年にマルが仕事をともにする次の世代のパフューマーからも、サミット参加のパフューマーたちが語ったものと同じ喜びがきっと聞かれることだろう。

フレデリック・マルは偉大なパフューマーに必要なクオリティを何だと考えているのだろうか。司会者が妄想家、完全主義者、クレイジー?と3つの形容詞をあげてみたところ、マルの答えは次のようだった。

「2つのことが言えます。夢がありコンセプトがあること。そして技術があること。この2つの逆説的なことです。若いパフューマーの中には素晴らしいアイデアの持ち主がいますけど、技術が不足しているのでアイデアを実現できません。夢がなく、時計職人的になってしまう人も大勢います……2つを持つことで、偉大な調香師となれるのです」

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20周年を記念するニュースが続々!

人気の香りが20周年記念ボトルで登場。

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20周年記念ボトルで登場するのは、ポートレイト オブ ア レディー、カーナル フラワー、ムスク ラバジュール、ロー ディベール、フレンチ ラバー、ベチベル エクストラオーディネール、ビガラード コンサントレの7つの香り。11月4日より数量・店舗限定で発売となる。

フレデリック マルで人気の高い7つの香りが、「20ans 記念ボトル」(店舗限定・数量限定)で登場。ニューヨークタイムズ Tマガジンのクリエイティブディレクター、パトリック・リーによってデザインされた上品で洗練されたグラフィックがボトルとパッケージを包み、ブランドのシグニチャーカラーである赤のキャップがアクセントを添える。

また、旅や外出時の携帯にも最適な「20ans トラベル スプレィ セット フォー ウィメン(10mL×3)」、新たな香りとの出合いを楽しめる「20ans ディスカバリー セット(1.2mL×12)」も同時に発売。

ブランドの軌跡を紐解く記念書籍。

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『Éditions de Parfums Frédéric Malle: The First Twenty Years』リッツォーリ社刊 ¥16,500(11/4数量・店舗限定発売)

フレデリック・マル自らブランドストーリーを語るとともに、ポートレイト オブ ア レディー、ムスク ラバジュール、ローズ & キュイール、フレンチ ラバーの4つの香りが創造された逸話をグラフィックノベル形式で紹介。また、ジャーナリスト、マリオン・ヴィニアルによって、フレデリック・マルが生涯をかけて追求する真のラグジュアリーパルファムの世界や、これまでの歩み、そして無数のインスピレーションによって進化してきたその妥協のない香りの美学が紐解かれるなど、ブランドの魅力を余すところなく取り上げた一冊。

トートバッグをプレゼント。

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11月6日からのキャンペーン期間中、製品を購入した方に「20周年記念 コットンバッグ」をプレゼント。記念ボトル同様、パトリック・リーによってデザインされたグラフィックを配したデザインはいまだけのオリジナル! 数量限定、なくなり次第終了となるので、お見逃しなく。
※11月4日(水)より伊勢丹新宿店本館・meeco先行

●問い合わせ先:
フレデリック マル お客様相談室
0570-003-770
www.fredericmalle.com/jp

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réalisation : MARIKO OMURA

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