ラデュレ・バイ・シャポン、最高においしいイースター。
Paris 2021.03.04
パリで名高いチョコレートの「Chapon(シャポン)」。東京にもブティックがあったので、パトリス・シャポンの名前は 日本の人にもお馴染みだろう。近頃は当たり前のようになっているビーントゥバー製造を早い時代から手がけていたショコラティエである。そのシャポンとラデュレがチョコレート作りにおいて提携することが発表された。基本を守りながら前進しようというのがラデュレの意図だ。パトリス・シャポンはラデュレのメゾンコードを研究し、ラデュレのためだけのアロムを秘めたチョコレートをクリエイト。
ラデュレ・バイ・シャポンのイースターエッグ(要予約品)。ベネズエラのチュアオ・カカオ48%とサン・マロのミルクのチョコレートに、ウサギたちもうっとり!?
3月10日から販売が始まるイースターコレクションで、早速ラデュレ・バイ・シャポンを味わってみよう。ほろ苦さと甘さ、かりかりとした食感、溶けるおいしさ……。クラウディア・ラヴンボによるパッケージングも、これまでとひと味異なる。ラデュレ・グリーンはそのままだが、描かれているのはマヤ族のチョコレートの神様Ek Chuah(エクチュア)。商売人にとって繁栄のシンボルでもあるそうだ。
シチリアのアーモンド、ピエモンテのノワゼットのプラリネエッグ。デッサンの愛らしさについ手がのびて、20個入りの箱もすぐ空っぽに! 30ユーロ。
チュアオ・カカオ75%のブラックチョコレート・エッグ、48%のミルクチョコレート・エッグは1個28ユーロ。どちらもグリルしたアーモンドが味わいと食感を添える。ラデュレ・バイ・シャポンの販売はブティック、あるいはwww.laduree.frにて。
今後発表されるチョコレートボンボンの新作のみならず、16 Royal、75 Champs Elysées などラデュレの名作チョコやラングドシャなども、ラデュレ・バイ・シャポンのバージョンで新たに登場する。洗練された美味のファンにはなんともうれしいニュースでは?
www.laduree.fr
réalisation : MARIKO OMURA