パリ旅行、再び。最初に訪れるリッツ・パリのグルメなブティック。

Paris 2021.06.08

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ル・コントワール・ドゥ・リッツ・パリへようこそ!! 朝8時から夜7時までノンストップ営業。photos:Bernhard Winkelmann

搭乗72時間以内の陰性証明あるいはワクチン接種の2回終了証明があれば、7日間の自主隔離が日本人観光客には免除されることになったフランス。これでパリへの旅行計画が立てられる!

まるで日本人観光客が来るのを予測していたかのように、6月7日に予定どおり、リッツ・パリの初のグルメなブティック「Le Comptoir(ル・コントワール)」がオープンした。かつてリッツ・バーがあった場所で、カンボン通りに面してエントランスがある。敷居の高さを感じさせるホテルに入ることなく、誰もが気軽に利用できるブティックだ。店内にもテーブルがいくつかあるが、ここは“リッツを持ち帰る”ことができるよう、テイクアウトがメインとなっている。クリック&コレクトのコーナーも設けられているので、事前オーダーすれば時間の節約に。

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左:パッションフルーツ味のリ・オ・レを詰めたパティスリーはRが目印。 右:中央がブリオッシュ・オ・レ。photo:Bernhard Winkelmann

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昨年、Netflixで放映されたのだが、リッツ・パリのシェフパティシエ、フランソワ・ペレはパリの一等地のパラス・ホテルから飛び出し、アメリカ西海岸においてフードトラックでスイーツを製造販売するというチャレンジをした。この時の経験から得たことは大きいと彼は語る。たとえば、手づかみで食べることにより食べもののバイブレーションを直に感じることとか、シルバーのカトラリーがなくてもよい素材を用いることでクオリティを提供できる、といったことだ。そんな彼が単に新作をクリエイトするというのではなく新しいコンセプトで、という夢を叶えたのが、このル・コントワールである。食べやすさと軽さにポイントを置いたクリエイションが待つ場所なのだ。

戸外で食べやすいように、細長くしたクロワッサン、パン・オ・ショコラ、サンドイッチ3種、そしてミルフィーユ。さらにユニークな“飲むパティスリー”のケーキシェイクの3種など、これらはまさにシェフのフードトラック体験を感じさせる。この店からチュイルリー公園までは直進すれば到着できるので、これらを早速買い込んでピクニックへ!!

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左:スリムなサンドイッチ。シェフのこだわりはパンが1/3、具が 2/3という割合。各13ユーロ。好みのサンドイッチ1種に、マーブルケーキかクッキーあるいはマドレーヌ2個、そして水かフルーツジュースのセットは22ユーロ。 右:ヴィエノワズリーとホットチョコレートの朝食セットは11ユーロ。photo:Bernhard Winkelmann

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左:これが噂のケーキ・シェイク。ストローの先がスプーン状になっているので、トッピングのナッツなど最後のひと粒まで味わえる。9ユーロ(350ml)、12ユーロ(450ml) 右:買い物疲れのスイーツタイムはテーブル席で。photo:Mariko Omura

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ブティックでは彼のヒット作のひとつであるマドレーヌも1個から購入可能。プレーンを含む7種の味があり、どれも口に入れた時に周囲の極薄の砂糖の衣がシフォンのように舌の上で消え、マドレーヌのふわんとした軽い食感が幸福感を醸し出す。ハードより、こうした軽く柔らかい食感を好むという彼がクリエイトしたブリオッシュ・オ・レも驚くほどソフトで、口の中でとろけるよう。これはパン・ペルデュとイル・フロタントが重なったユニークなパティスリーである。マドレーヌ同様、口に含むたびに脳内ホルモンのエンドルフィンが放出?という感じに幸せな感じが高まってゆく。これぞパティスリーのビッグ・ハグ!!と微笑むシェフ。彼の希望は、このル・コントワールを海外の他都市にも開くことだと語る。ということは東京にも?と期待が高まるのだが、まだ先のことだろう。常温で5〜6日保存できる7種のマドレーヌを滞在の最終日に、自分用としてお土産に買い込むのを忘れないように。

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左:マドレーヌは1個3.2ユーロ。クラシック、そして中のフィリングがラズベリー、キャラメル、チョコレート、ブラックベリー、チェスナッツハニー、パッションフルーツの合計7味。右: ボックスは5個入りのセザール(19ユーロ)、8個入りのオーギュスト(29ユーロ)、12個入りのフランソワ(40ユーロ)の3種。ボックスにはシェフのフランソワ、セザール・リッツ、オーギュスト・エスコフィエなどが描かれている。photo(左):Bernhard Winkelmann、(右):Mariko Omura

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天井を飾るのは、シェフのフランソワがその軽い苦味ゆえに愛する栗のハニーのようなアンバーカラーのマドレーヌ・ランプ。視覚の思い出に。香りの思い出には、マーブルケーキの香りのパフュームキャンドルを。photo:Mariko Omura

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パリ市内の公園で、ベンチを見つけてリッツ・パリ・ピクニック? 左から、チュイルリー公園、パレ・ロワイヤル、シャンゼリゼ大通り沿いの緑地。photo:Mariko Omura

Ritz Paris Le Comptoir
38, rue Cambon
75001 Paris
営)8時〜19時
休)日
Instagram:
@ritzparislecomptoir
@francoisperret

réalisation : MARIKO OMURA

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