つい模様替えをしたくなる、ピエール・フレイの壁紙の新作。
Paris 2021.09.29
1935年創業当時からのアーカイブから、あるいはコンテンポラリーなデザインで。ピエール・フレイの「Les Dessins」シリーズの第5弾は幻想の花、鳥の親子、シュロ林、森の木々……など自然にインスパイアされた具象モチーフが、とても目に新鮮。折衷様式のインテリア作りが楽しめそうで、予定していなくても、つい模様替えをしたくなってしまう。
左: 親鳥と小鳥の巣を描いた「Nids Jolis」。 右:「Coeurs de Marie」。4色あり、どれも淡い色がポエティックだ。
色により雰囲気が異なるシュロ林「La Palmeraie」。
左: グラフィックな「Valbonne」。色違いもチェックを。 右: 「Fontainebleau」
自然モチーフが多い新作中、異彩を放つのはパリの街で見かけるブルーの住所プレートを無数に並べた壁紙だろう。サントノーレ通り、ジャコブ通り、パラディ通りなど区もさまざまに通り名がびっしりと並んでいる。パリびいきなら、壁一面とはいわずとも家のどこかにこの壁紙を貼ってみたくなるのでは?
パリのストリート(Les Rues Parisiennes)は2色。
editing: Mariko Omura
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