パリから2022年春夏コレクション パリジェンヌの心を掴んだミニュイ、2度目の夏もモダンフェミニニティ。

Paris 2021.10.14

ローリー・アルベロとマリオン・アナイス・フォランが創立したプレタポルテのブランド「Minuit (ミニュイ)」。昨年の秋、コロナ禍のパリでファーストコレクションが発表され、今年9月27日から10月5日のパリコレ期間中に3度目のコレクションとなる2022年春夏物が世界から集まったジャーナリストとバイヤーたちにお披露目された。初回コレクションからミニュイに注目したプランタンデパートのマリア・ルイザのコーナーでは、タイミングよく秋冬コレクションのエクスクルーシブ販売がパリコレ時に開催されていた。

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左: Minuitのショールームにて。2022春夏コレクションのムードボード。 右: マリオン・アナイス・フォラン(左)とローリー・アルベロ。photos:(左)Minuit、 (右)Mariko Omura

いまの時代の女性たちが装いに求める肌の出し方や素材感におけるフェミニ二ティの配分が常に素晴らしいのは、ローリーもマリオンも自分たちが着たい服、というのがブランドの出発点にあるからだろう。彼女たちの女友達も大賛同のミニュイのコレクション。シンガーのHollySiz(女優セシル・カッセル)はミニュイのスウェードのビュスティエとパンツでオランピアのステージに立ち、カンヌ映画祭では女優ヴァレリー・ルメルシエが……というようにフレンチ・セレブリティにも気に入られている。人気の品は、彼女たちも驚いたことに、もっとも価格の高いオーガンジーのドレスだという。これはクラシックピースとしてシーズンを超えて作られていて、来年の夏用にはミラーをちりばめた同素材のブラをドレスに重ねて提案している。

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2022年春夏コレクションより。左: 人気のオーガンジードレス。ミラー装飾のビュスティエと。 右: ミラー装飾はスカート、ビュスティエ、コートにも。

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しかし、このほかにもコレクションには新しい提案がたくさん。ディープ・ダイと呼ぶのは透明のシャツの肩から袖にかけて、そしてパンタロンの裾を漬け染したタイプだ。一点ずつの作業なので、微妙に上がりが異なることになる。不思議な手触りのグリーンのドレスは、メタルを織り込んだイタリア製の素材を使用。これは発色もおもしろい。マクラメ編みのビュスティエ、パステルメタリックのレザー……来年の春夏も自由なコーディネートで着こなしを楽しめるプレイフルなコレクション。若いブランドながらアイデンティティが確立され、しっかりとした歩みで前進しているのが頼もしい。このコレクションもバイヤー、ジャーナリストに好評だった。

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コレクションには白がさまざまな素材で登場。左のシャツとパンツがディープ・ダイのアイテムだ。

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来年の春夏にはポジティブな明るい色が加わる。どれもコーディネートでミックスマッチやミスマッチを遊べるのがブランドの強みだ。ミニュイ・ガールのアティチュードが感じられるビデオも必見。

Minuit
www.00-00.com
Instagram:@0000_minuit

editing: Mariko Omura

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