ソフィー・ダゴンの花咲くブティック、花咲くジュエリー。

11月初旬、北マレにジュエリーブランド「Sophie d’Agon（ソフィー・ダゴン）」の初の路面店がオープンした。マーチャンダイジングの世界から転身したソフィー・ルプーリがクリエイトするジュエリーは繊細でとてもカラフルだ。とりわけ花をモチーフにした小さなジュエリーは、お守りのように毎日身に着けていたい愛らしさ。パリジェンヌたちに人気があるのも当然だろう。

新たな石の組み合わせで登場した「Camélia」のペンダント、「Gaia」のマルチカラー・リング、「Ava」のブレスレット。

以前はショールームでアポイント制の販売だったので、ブティックができたのはとてもうれしい。彼女のジュエリーの世界を体現するように正面の壁に描かれたファンタジーあふれるフレスコ画に迎え入れられる。ソフィーがインスタグラムで知り仕事を気に入ったという女性アーティストのニナ・コルチツカヤの筆によるものだ。その薔薇の花と白い鳥が舞うポエティックな壁の前に籐のテーブルと椅子が配され、ジュエリー店ながらリラックスした雰囲気が漂う。欲しくなるジュエリーがたくさんあるブティックなので、ここに腰掛けて迷いながら素敵な時間を過ごしたい。

花園に入ったような気にさせるブティック内のニナ・コルチツカヤによるフレスコ画。ブティックに来た誰もが撮影し、インスタグラムにアップしている。

左: ブティックの前に立つブランド創始者でクリエイターのソフィー・ルプーリ。　右: ブティックに入って左側の壁のショーケース。

左: いろいろと試したくなるジュエリーの数々。　右: 新作から。ソフィーがデザインした旅行に最適なレザー・ジュエリー・ボックスも販売している。白、濃紺、茶系の3色あり。