花嫁2022、帽子も靴もドレスもますますモードに愛を誓う。
Paris 2022.02.04
メゾン・ミッシェル
シャネルのメティエダールのひとつ、帽子の「Maison Michel(メゾン・ミッシェル)」。この春、真っ白なマリエコレクションが誕生した。既存の型の中からメゾンのアイコニックな15種が、純白のバージョンで、かつ繊細なディテールに飾られて登場。花嫁の大切な日の装いを完成させる。卓越のサヴォワールフェールが生かされ、素材はフェルト、チュール、シルク……などさまざま。ドレスとのマッチあるいはミスマッチが楽しめる。また大切な日の装いを完成させた帽子は、装飾を外せば日常的にかぶることもできるというのも魅力だ。販売は2月から。
2月から販売が始まるホワイトライン・コレクション。ハットボックスもロゴの一部がゴールドの特製だ。
価格は290〜950ユーロ。
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ノダレト
2019-20年秋冬コレクションでデビューしたジュリア・トレダノによるシューズブランドの「Nodaleto(ノダレト)」。70年代調の裾広がりのしっかりとしたヒールはフランスだけでなく世界のファッション好きのハートを捉え、いまやブランドの名前としっかり結びついている。ウェディングもこの靴で、となるのも当然だろう。そんな声に応え、ジュリアは白いバージョンをマリエ用にクローズアップし、ブライダルコレクションとして発表した。この一足でファッション高感度な花嫁に。
左: 初のブライダルコレクション。ラスベガスで撮影されたキャンペーンビジュアルより(photo:Hugo Comte)。 右: 「Aurora」のホワイトバージョン。
左: 「Marietta」 中: 「Jones」(ヒール6.5cm) 右:キャンペーンビジュアル(photo:Hugo Comte)でモデルが履いているのは「Jones」の10.5cmヒール。
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メゾン・ラビ・ケイルーズ
パリジェンヌ、それも生粋のパリジェンヌたちが大好きな「Maison Rabih Kayrouz(メゾン・ラビ・ケイルーズ)」。シンプルなデザイン、美しい素材、上質な作り、モダニティといったメゾンの特徴が生きた「La Mariée(ラ・マリエ)」をラビ・ケイルーズは2018年秋に発表した。特別な日も自分らしくいられるこのクチュールライクなプレタコレクションで、毎年少しずつ新しいデザインがプラスされてゆく。フルレングス、ミニドレス、パンツスーツ……2021-22年の新しいデザインの中から、いくつかここに紹介しよう。オーダーではなく36~46号サイズを揃えたプレタポルテ。必要なお直しは短期間で、また日本への発送も行っているのでサイトをチェックしてみては?
38, boulevard Raspail
75007 Paris
営)9:30~18:00
休)土、日
www.maisonrabihkayrouz.com/en/mrk/la-mariee
editing: Mariko Omura