パリ、いまも息づくレトロなインテリアを訪れる レストランのル・プティ・レトロ、懐かしい内装と料理を。

Paris 2022.10.28

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アール・ヌーヴォー装飾のファンの心を弾ませる内装が待つレストラン。photos:Mariko Omura

創業は1904年で、インテリアは当時のままというレストランの「Petit Rétro(プティ・レトロ)」。店内を飾るアールヌーヴォーの花モチーフの陶の装飾にうっとりさせられる。壁のボワズリーと併せて歴史建造物指定されているそうだから、アールヌーヴォー好きなら訪れるべきパリのアドレスなのだ。活気のあるヴィクトール・ユゴー広場のすぐ近くながらレストランは細道にあり、テラス席でものんびりと食事が楽しめるほど静かである。

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亜鉛のバーカウンター、壁のタイル、ナプキンリング棚など昔ながらのビストロらしい要素に迎えられる。

レストランはスターシェフのギィ・サヴォワのグループ入りをし、9月3日から新しいスタートを切った。同グループの「ラ・シベルタ」のシェフであるアーウィン・デュランによる“ビストロ料理”メニューが待っている。オーセンティック、グルマン、味わいの3つを掲げる彼によるシンプルで素材重視の料理で、素材はパリ近郊からの厳選だ。メニューは季節に合わせて変化。昔ながらの懐かしい内装と、いまの時代に合ったビストロ料理は、ランチなら前菜+メインで31ユーロ、前菜+メイン+デザートが36ユーロといまのパリでは手頃な価格で味わえる。

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左: 玉ねぎのコンフィを乗せたゆで卵のムイエット添え。 右: 古種トマトのファルシ、ライス添え。

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左: フェンネル添えのタラ。 右: レッドフルーツとバジリコのパヴロヴァ。

Le Petit Rétro
5, rue Mesnil
75116 Paris
Tel 01 44 05 06 05
営)12:00~14:30、19:00~22:30
休)日
www.petitretro.fr

 

editing: Mariko Omura

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