モエ・エ・シャンドン 年末のパリをブロンドに彩る、エフェルヴェソンスの魔法。
Paris 2022.12.27
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12月15日、パリ2区のブロンニャール宮殿に、ソワレの装いの男女が華やかに集った。2023年に迎える創業280周年をひと足先に祝うモエ・エ・シャンドンのパーティは、シャンパーニュの軽やかな泡を意味する“エフェルヴェソンス”がテーマ。
シャンパーニュの泡を想起させるゴールドのライティングから、緑や赤へと変化するプロジェクションに彩られた会場。
世界で最も親しまれているシャンパーニュメゾン、モエ・エ・シャンドンの創業は、1743年。きらめく泡立ちで洗練と祝祭を象徴するシャンパーニュは、年末年始のパーティシーズンになくてはならない存在だ。この冬、東京、ミラノ、マドリード、ニューヨークなど世界の20余りの都市で行われてきたモエ・エ・シャンドン “EFFERVESCENCE – エフェルヴェソンス”が、クリスマスシーズンの華やぎを迎えた12月15日、パリで開催された。会場は、パリの元証券取引場、ブロンニャール宮殿。メゾンに親しい関係であり、モエ アンペリアル(皇帝)の名称の元にもなったナポレオン1世の命で建設された、歴史的建造物だ。
天井高のある歴史建造物の大広間が会場。グラスの触れ合う音とゲストの賑わいがパーティの始まりを告げる。
シックなライティングが迎えるファサード。大階段を上がると、そこは天井の高い大広間。周囲の壁は、ブドウの葉やシャンパーニュの泡を想起させるプロジェクションマッピングに彩られている。次々と集まるゲストにモエ アンペリアルとロゼ アンペリアルが振舞われ、ソワレが始まった。
黄金色のグラスに、モエ アンぺリアルがサーヴされた。
美食の首都・パリにおけるパーティは、モエ アンペリアルの祝祭の泡に、フランスの美食のいまを代表する料理人が華を添える。パリを代表する3ツ星シェフでメゾンのアンバサダーを務めるヤニック・アレノ、若手の注目株アレクシア・デュシェーヌ、人気急上昇のパティシエ、ヤン・クヴルーが、シャンパーニュに捧げる美食のクリエイションを披露した。
カウンターで手早く料理を仕上げるアレクシア・デュシェーヌ(左)とヤン・クヴルー。
会場に設えられたカウンターで最初に料理を手がけたのは、27歳のアレクシア・デュシェーヌ。人気番組トップシェフで話題を呼び、2023年3月にニューヨークにレストランを開けることを発表したばかりの、いま一番注目すべき女性シェフだ。彼女の繰り出す海苔の風味漂う牡蠣やセロリのリムラードは、祝祭の泡と絶妙にマッチする。デセールを担当したのはヤン・クヴルー。スイーツと料理のコードを自在に操る独特のクリエイションで知られる彼が繰り出す、シソや西洋ワサビが香るデザートは、甘味を抑えた爽やかなテイストだ。
グローバルアンバサダーのロジャー・フェデラーと、モエ・エ・シャンドンの社長兼CEOであるベルタ・デ・パブロス=バルビエが、23年に280周年を迎えることを祝して挨拶。
スピーチに続き、モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2004が舞台上で披露された。
会場が盛り上がりを見せる中、舞台では、モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2004のお披露目が行われた。創業280周年を祝うために、醸造最高責任者のブノワ・ゴエズは、280本のジェロボアム(3000㎖サイズのボトル)を20年近く大切に守り続けてきた。
「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2004は、モエ・エ・シャンドンのクラフトマンシップをまさに体現するシャンパーニュ。エレガントなブレンドは、メゾンの280年にわたる伝統を、成熟と複雑さの比類なき組み合わせを通して表現しています」と語った。
10年前からモエ・エ・シャンドンとともに、料理とのマリアージュを提案してきたヤニック・アレノが、この記念すべきキュヴェのために、スズキのクネルとユズ香るビーフタルタルを提案した。
左から、醸造最高責任者のブノワ・ゴエズ、料理を手がけたヤニック・アレノ、グローバルアンバサダーのロジャー・フェデラー。
パーティを彩ったのは、イブニングに身を包んだセレブリティたち。メゾンのグローバルアンバサダーを務めるロジャー・フェデラーをはじめ、ギヨーム・カネ、ナタリー・ポートマンやオペラ座エトワールのドロテ・ジルベールらが登場した。歌手のエンジェルによるライブ、さらにグロリア・ゲイナーが登場して「I can’t take my eyes off you」や「I will survive」などの大ヒット曲を披露すると、会場の熱気は一気に上昇。DJコングスの音で、パーティは深夜まで賑わった。
ナタリー・ポートマン(左)やヴァンサン・カッセルも登場。
text: Masae Takata(Paris Office)