ジャンヌ・ダマスの美肌を、レ・フィーユ・アン・ルージュで。
Paris 2023.02.17
ジャンヌ・ダマスによる初のスキンケア商品3点。
ママになってもスタイルアイコンとして不動の人気を保つパリジェンヌ、ジャンヌ・ダマス。2016年に創立したブランド「Rouje」でプレタポルテを成功させた後、彼女はリップなどメイクアッププロダクトにもブランドを広げてゆき、優秀なビジネスウーマンとしても評価されている。
そして昨年の春にはビューティに特化したブランド「Les Filles en Rouje(レ・フィーユ・アン・ルージュ)」を彼女は発表した。この際にRoujeとして発売したリップやカラーパレットもこちらに移行。そのレ・フィーユ・アン・ルージュから、初のスキンケアプロダクトが発売されたのだ。クレンジングジェル、クリーム、オイルの3点で、ジャンヌによるシンプルケアの提案である。その裏には彼女のママの存在が。
「思春期、母がどうスキンケアをするのか観察していました。シンプルだけど毎日欠かしません。クレンジング、保湿、保護を続け、彼女は60歳のいまも変わらず輝いています。数年前に私はピルを飲むのををやめたら、ニキビに悩まされるようになってしまって。いろいろな品、方法を試したけれど効果が得られないどころか、逆にひどくなってしまったの。それで母を思い出して、彼女のようにダブルクレンジング、保湿クリーム、ナリシングオイルのミニマムな手入れに変えてみました。肌が呼吸でき、そしてノーマルな状態に戻すことが大切なのだと理解しました」
こう語るジャンヌ。レス・イス・モアを続け、肌自身の働きに任せるようにした。この体験から、彼女はあらゆる年齢層に向くシンプルで効果的な3種のプロダクトをクリエイトした。「フランス産でヴィーガン、動物実験ゼロであることにこだわりました」。良い素材、パーフェクトなテクスチャー、つけ心地の快適さ、最高の結果を求めて努力を重ねた結果生まれたこの3点。パウダーピンクの箱から姿を現すのは、ヴィンテージタッチのボトルである。ジャンヌがコレクションしている昔のローションや香水などの容器にインスパイアされたもの。使う前からも、Roujeで装うパリジェンヌたちの心をしっかりと捉える3点だ。
左: 「Le Nettoyant」150ml 43ユーロ。デトックス作用のあるピンクグレープフルーツ、輝きをもたらすパパイヤ、肌質を整える花のエキスを配合。肌になじませるとオイル状に変化し、アイメイクもオフ。さらに水を加えると乳化し、不要な汚れを取り去る。テクスチャーが変化して効果をもたらすクレンジングだ。 右: 「La Crème」50ml 55ユーロ。四季を通じて活躍するエアリーなクリーム。ローズヒップオイルやピオニーエキスを配合し、肌を保湿し、栄養を与えて保護する。
左: クリームはメイクアップベースとしても使える。 右: 「L'Huile Visage」30ml 58ユーロ。アボカドオイル、グレープシードオイル、ビタミンC配合のナリシングオイル。べたつかず、日中はメイクの後、頬骨の上部につけて。また肌の深部まで栄養を届けたい時は夜に使用。クリームと混ぜ合わせての使用も可能だ。肌を回復させ、外界の刺激から守るのに最適。
editing: Mariko Omura