ガス・ビジュー、柳を編んだジュエリーとバスケットで夏気分。

Paris 2024.06.09

1969年に南仏のサン・トロペに生まれたGas Bijoux(ガス・ビジュー)。創業したのはアンドレ・ガスで、現在は娘のマリーが継いでいる職人仕事が生かされたブランドだ。創業されたのは、フランスがサントロペ・ブームに沸いていた時代だった。国民的人気コメディ俳優のルイ・ド・フュネス主演でヒットし「サントロペ・シリーズ」の最初の映画『サントロペの憲兵』が1964年に発表されたのがきっかけで、その挿入歌『Douliou-douliou Saint-Tropez』はいまも歌い継がれている。フランス好きなら一度は耳にしたことがあるのでは? Youtubeでこの歌が歌われる映画のシーンを見ることができるが、フランスの経済成長期、南仏サントロペの明るい太陽の下で若者たちが陽気に人生を謳歌する雰囲気に、ブランド誕生の時代背景を感じることができるだろう。

創立55周年を記念して、ガス・ビジューは"オジエ(柳)"のカプセルコレクションを発表した。イヤリングやブレスレットはヴィンテージ感と職人の手仕事が魅力だ。愛らしいフォルムのファンタジーあふれるパニエはこの夏、都会でも避暑地でも愛用したくなる。ガス・ビジューのブティックにて販売中。なお左岸のデパートのボン・マルシェで開催中の南仏イベント『Tous fadas sur la Rive Gauche』にコーナーを設け、55周年を祝福している。

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柳を編んだのはマダガスカルの職人たち。イヤリング、クレオール、ブレスレットで構成されたカプセルコレクションだ。

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イヤリングのIzzia。110ユーロ(小)、135ユーロ(大)

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ブレスレットのSarina

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パニエは2型。それぞれ2種の色違いがある。

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パニエのAry。編み込み部分がレインボーカラーのタイプもある。240ユーロ

Gas Bijoux
44, rue Etienne Marcel 75002 Paris
営)10:30~19:00(火〜金)、11:00~19:00(月、土)
休)日
www.gasbijoux.com

editing: Mariko Omura

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