イタリア人金メダリスト、公園で昼寝しているところを発見され話題に！

緑の瞳をしたイタリアの水泳選手はTikTokで「世界一セクシーなスイマー」として大ブレイクしている。8月3日、公園で寝ているところをキャッチされた同選手は、かねてより選手村の劣悪な環境を批判していた。

パリ五輪の選手村に滞在している水泳選手と言えば、食堂のチョコレートマフィンに目がなくて、ついには「マフィンマン」のあだ名がついたノルウェーのヘンリク・クリスチャンセンがいる。同じく水泳選手のトマス・チェッコンは、食事のみならず宿泊施設にも不満たらたら。8月3日、選手村の公園内で昼寝をしているところをサウジアラビアのボート選手、フセイン・アリレザに動画撮影された。

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Thomas Ceccon diventa virale sui social, ma non per le imprese sportive: il nuotatore campione olimpico e primatista mondiale dei 100 dorso e' stato "immortalato" in un video del canottiere arabo Husein Alireza nel quale si vede l'azzurro dormire nel parco del villaggio olimpico... pic.twitter.com/QRhv4j4l3Z

-- Cronache della Campania (@cronachecampane) August 4, 2024

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昼寝をしていただけ

動画ではトマス・チェッコンがベンチの横の芝生にタオルを敷き、寝ている姿が映っている。「今日は休息、明日は勝利」とフセイン・アリレザがふざけてつけたキャプションに対し、イタリア水泳連盟（FIN）は「昼寝をしていただけ」とのコメントをさらりと返した。もっともパリに到着して以来、トマス・チェッコンは宿泊施設の"劣悪な"環境を批判し、200m背泳ぎ準決勝で敗退した理由にすらしている。

「サン」紙に、「決勝に進めなかったのは残念だけど、疲れすぎていた。夜も昼も眠れない。普段、家にいるときはいつも午睡するけれど、ここでは暑いしうるさすぎる」と23歳のアスリートは不満をぶちまけた。「選手村にはエアコンがなくて暑いうえに食事もまずい。たくさんの選手がそのせいで村を去っている。これはアリバイでも、言い訳でもないよ。これが現実だ。知らない人もいるだろうけれど」

@louise.dbz what the audio says #thomasceccon #olympics #paris2024 #swimming ♬ original sound - louise

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カルバン・クラインのモデルたち

それでも7月29日には100m背泳ぎで金メダルを獲得し、4x100mフリーリレーでイタリアチームの一員として銅メダルを獲得した。この時のチーム写真でトマス・チェッコンは一躍、注目の的となった。腕を上げたトマスのトップスの下から見事に鍛えられた腹筋がのぞいていたのだ。これまでその泳ぎっぷりから「サメ」と呼ばれていたトマスはTikTokで「世界一セクシーな水泳選手」に祭り上げられ、数々の賞賛が寄せられた。Xには、「オリンピックで最高なのはトマス・チェッコン」との熱烈メッセージも登場した。

I'm not one for being swayed by the beauty of men or women. But, then, there's Italian gold medallist swimmer Thomas Ceccon. #ParisOlympics2024 pic.twitter.com/uyPg2BcYYo

-- ClareFDoo (@missdaisyfdoo) July 29, 2024

同じくXに寄せられた感想には、「これまで自分は男性や女性の美しさに動じるタイプではなかったけれど、イタリアの金メダリスト水泳選手のトマス・チェッコンに出会ってしまった」というものも。イタリアチームを「カルバン・クラインのモデルたち」に例える人もいた。インスタグラムでトマス・チェッコンのアカウントをフォローする人は増えるばかりであっという間に612,000人を超えた。もっともトマス・チェッコンが投稿するのは自分の腹筋やイタリアンサンドイッチの広告、あるいは試合や練習中の写真など、トップアスリート生活についての内容で、私生活のこと、ましてや恋愛について語ることはないのだが。

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子どもの頃からの夢

トマス・チェッコンはイタリアのティエーネ出身で、現在はヴェローナに住む。100m背泳ぎと4×100mフリーリレーの世界記録保持者だ。また、50m背泳ぎと50mバタフライのイタリア記録保持者でもある。2020年には東京でオリンピック初出場を果たし、4×100mフリーリレーで銀メダル、4×100mメドレーリレーで銅メダルを獲得した。

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母親はフィギュアスケートの元選手で、父親は五種競技選手のスポーツ一家に生まれ、10代の頃から、オリンピックに出場して金メダルを手にすることが夢だった。「15歳のときコーチに夢を聞かれ、オリンピックでの優勝、と答えた」と、イタリアの国際イタリア語TV局「ライ・イタリア」に語っている。「コーチからは冷静になれ、と言われたが、長年の夢だった」。テニス選手になろうかと迷った時期もあった少年は夢を実現させた。