ドーバー・ストリート・マーケットでも、アート・バーゼル・ショップ。
Paris 2024.10.17
「アート・バーゼル・パリ」と名称を変えて、大改修工事を終えたグラン・パレで10月18日から20日まで開催されるアートの国際見本市。この会場のほか、市内のギャラリーやパブリックスペースでのイベントも多数で、期間中はパリ市内がアーティに変身だ。
グラン・パレ内には、元コレットのディレクターだったサラ・アンデルマンがキュレーションを担当した「The Art Basel Shop」が設けられる。今年バーゼルで開催されたアート・バーゼル見本市がこのショップのスタートで、今回パリでも開店というわけだ。こちらはフェアの間なのでオープンは3日間だけ。でも、うれしいことにマレのドーバー・ストリート・マーケットでも並行してエクスクルーシブ商品の販売が行われ、こちらではフェア開催前の10月16、17日にはVIPを対象に、そしてフェアが終わった後も10月27日まで誰でも買い物が楽しめることになっている。

コラボレーションによるアート、デザイン、モード関連の限定品の数々。「アート・バーゼル・パリ」展のオフィシャルポスターとなっているニナ・チルドレスによるフランス人歌手ダリダのポートレートをあしらった品々や、アーティストのジュリー・ボーフィスとのコラボレーションによるゲランの香水ラール エ ラ マティエールのウイエ プールプル。これはボトルとラベルが限定のバージョンである。ルーヴル美術館の作品にインスパイアされたカミーユ・アンロによる服や小物などUniqlo × Louvreコレクションも。商品の目玉となるのは、デュオ・アーティストのクレール・フォンテーヌが今年のヴェネツィア・ビエンナーレで展示しているネオンのインスタレーションシリーズ「Stranieri Ovunque - Foreigners Everywhere」からのインスピレーションによるABコレクション・バイ・クレール・フォンテーヌだろう。Tシャツ、ポロ、セーター、トート・バッグ、キャップなどアイテム豊富なコレクションだ。ショップは3ユーロのバッジからの品揃えなので、この機会に気軽にアートに接近できる。





35-37, rue des Francs Bourgeois
75004 Paris
営)11:00〜19:00(月〜土) 12:00〜19:00(日)
無休
https://www.doverstreetmarketparis.com
editing: Mariko Omura