3000種以上のバリエーションを揃える、パリのワインの殿堂「ルグラン・フィーユ・エ・フィス・パリ」へ!
Paris 2025.04.17
パリのワインラバーが通うベストアドレス。現在では3000種以上のバリエーションを揃える「ワインの殿堂」とは?
Legrand Filles et Fils Paris
ルグラン・フィーユ・エ・フィス・パリ〈2区〉
ワインを語るには外せない、1880年創業の老舗。
ホタテのカルパッチョ「Carpaccio de Saint Jacqu es」19ユーロ。料理に合わせるのは、左から「Domaine les Alicoques/"PAN!" 2022」グラス12ユーロ、「Domaine Eric Morgat/La Croisée des Chenins 2017」グラス18ユーロ、「C.Marey&Cte Liger-Belair/Bourgogne Aligoté 2022」グラス10ユーロ
1880年に食材店としてスタートしたルグランは、いまも創業当時の面影を残す。実は1970年代まで、ワインは樽の状態で入荷されていた背景がある。しかし3代目のオーナー、リュシアン・ルグランは、第二次世界大戦後から生産者を訪ねて独自のワイン選びをスタート。カヴィストのパイオニア的存在だ。現在では3000種以上のバリエーションを揃えるワインの殿堂は、2000年代初めにレストランもオープン。料理にはそれぞれおすすめのグラスワインが提案されている。



Legrand Filles et Fils Paris
ルグラン・フィーユ・エ・フィス・パリ
1,rue de la Banque 75002
01-42-60-07-12(カーヴ)
01-45-83-58-88(レストラン)
Ⓜ︎BOURSE
営)カーヴ:10:00~19:30
レストラン:ランチ12:00~14:30L.O.、カフェタイム15:00~19:30、ディナー19:30~21:30L.O.
休)1月と8月に1週間
カーヴ:日
※祝不定休
レストラン:日、月、祝
要予約
https://www.caves-legrand.com/
*「フィガロジャポン」2025年2月号より抜粋
photography: Julie Ansiau text: Masae Takata (Paris Office)