まるで家みたい! 暮らすように働く「マイ・リトル・パリ」のオフィスへ。

Paris 2026.02.18

テレワークが浸透したパリのワークシーンでは、出社したくなるオフィス作りが課題。チームのコミュニケーションが生まれる自慢の職場を、パリジェンヌが案内!


物語の詰まったパリジェンヌたちのアパルトマン。

[ メディア・サブスクリプション事業 ]
MY LITTLE PARIS
マイ・リトル・パリ

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色とりどりのソファ、プリント柄のクッションとロウテーブルがたくさん置かれた1階の広間はまるで巨大なリビングルームのよう。

社員のほとんどが20代後半のパリジェンヌというマイ・リトル・パリのオフィスは、モンマルトルにほど近い9区の北の端にある。サクレクール寺院を望む小さな屋根裏部屋でニュースレターの発信から始まった事務所は、サブスクリプションボックスの人気とともに発展。周囲のアパルトマンを取り込んで広がり、いまでは中庭側の建物のほぼすべてを占めるまでに大きくなった。

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マイ・リトル・パリはこの最上階のアパルトマンから始まった。プリントの椅子カバーと木製の大テーブルがオフィスというよりターブル・ドットのような温かさ。

メディア部門で働くオードとマチルドの案内で「ル・ビストロ」と書かれた扉を開けると、もともとメリーゴーランドの制作工房だったという天井まで吹き抜けの空間が広がる。ここは外部の人を招いて行うイベントや、パーソナリティを囲んで社員が集まる「クリエイティブモーニング」の舞台にもなる、マイ・リトル・パリの心臓部。賑やかに人を迎える場でありながら、普段はスタッフがコンピューターを抱えて行き来する"暮らしの場"だ。色とりどりのソファや肘掛け椅子、花柄のクッションが置かれたいくつものコーナーで、数人ずつのグループがミーティングする姿が見える。視線を上げれば、吹き抜けをぐるりと囲むふたつのフロアに大テーブルと椅子が並んでいる。別階段を上がると、もともとは住居だったいくつものアパルトマンがオフィスや大小のミーティングルームに姿を変えている。

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「ル・ビストロ」と書かれた扉の向こうがオフィス。メディア部門で働くオード・ジェルラ(右)とマチルド・バデュエル(左)に誘われて。

「まるで家みたいなオフィスでしょ? 1棟の建物にみんなで住んでいるような感じ」とマチルドが言うように、あちこちにキッチンがあり、ヴィンテージの家具やオブジェが人懐こい表情を見せる。デスクで黙々と作業にいそしむ人もいれば、オフィス内に散らばる大小のスペースを自由に行き来しながら働く人もいる。

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いちばん人気の会議室は、スキー小屋のような雰囲気の「赤い部屋」。

ブランコのある「ジェジェの小屋」、青空に雲のペイント、真っ白なクッションが並ぶ「夢の部屋」などのミーティングルームは、これまでの同社のニュースレターやイベントに繋がるユニークな装飾をそのまま残す場所。新しいイベントがあれば、その歴史の断片がオフィスの壁や装飾に刻まれていく。オードは言う。

「オフィスにはマイ・リトル・パリの歴史が詰まっています。どの壁も部屋も過去のイベントや記事にまつわる思い出を語っている。ここで働く私たちの一部もまた、このオフィスに残っていくんです」

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青い空と白い雲、ベッドの上には真っ白なクッションが置かれた「夢の部屋」も、れっきとしたミーティングルーム。

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「news corner」のネオンが灯るメディアチームの一角。

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山小屋風の「ジェジェの小屋」。天井からブランコが下がり、花柄のベンチが。壁にはスタート当初からのイラストレーター、Kanakoのイラストが飾られて。

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最上階の歴史的アパルトマンのキッチンは、レンガの壁がアットホームな表情。特別なゲストが来ると、ここでローストチキンを切り分ける。建物のアパルトマンを一軒ずつ吸収して広がったオフィスだけに、館内のあちこちにキッチンがある。

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さまざまなイベントの時に使った装飾がオフィスに思い出を刻む。

MY LITTLE PARIS
マイ・リトル・パリ
https://www.mylittleparis.com/
@mylittleparis

photography: Ayumi Shino editing: Masae Takata (Paris Office)

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