CHICHI PARIS ~パリに住むエステティシャンのblog~

コトコト煮込み料理

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朝から大雪のパリ。一気に冬に逆戻りです。
交通機関もアクシデントが相次ぎ、私もメトロがストップしてしまい、朝一番の予約が入っていたので、焦りました
タクシーもバスもなくて、結局雪の中、オペラから徒歩でサロンにたどり着いたときは、家を出てから2時間が経過していました。疲れた〜

幸いお客さまがサロンのすぐ近くに住んでおられる方だったので、快く時間を遅らして来てくださり助かりました。

この方、83歳のマダムで、ご主人が病気のため、「心配で長時間家を空けられないけれど、キレイにしておきたいから」と、40分の短いコースのフェイシャルやボディマッサージを受けに来てくださいます。
また、ご主人のほうも彼女を気遣って「エステに行っておいで」とおっしゃるそうで、今日も「 彼にキレイになったって言われるかしら♪ 」と帰ってゆかれました。

いつまでも思いやれる関係ってフランスらしくて、素敵ですよね〜




そんなわけで、今日は早めにサロンを閉めて家路に着き、夜は少しだけいつもより時間を掛けてお夕飯を作りました



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鍋にオリーブオイルを入れて温めます。
お肉の塊は塩・胡椒して、鍋に入れて、表面を焼いて焼き色を付けます。 
そこに好きなお野菜を切って入れて(今回はジャガイモ、芽キャベツ、人参、パプリカ)、タイムやローリエなどの香草も加えたら、好みのワイン(白ワインを入れました)をドボドボと注ぎ、キャセロールの蓋をして弱火でコトコト煮ます。 お野菜から水が出ますが、時々様子を見て必要ならお水を足します。

調理のポイントは良質の材料のみ!
材料と良いお鍋があれば、簡単にすごく美味し〜くできます☆

ラスパイユのBIOマルシェの、ピア夫妻のお野菜と、同じマルシェのアンデンヌ地方の農家の豚の肩ロースの塊を使いました。
お鍋はStaubです。お鍋の中でお肉を焼いたりできて、蓋の裏の突起が蒸気を水分にして戻すので、素材の味を引き出して、美味しく調理してくれます



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そして今夜は最近お気に入り、狐のラベルが可愛い、ピノ・ノワールがお供。
フィリップ=ボールナール氏のレド・メモワール(L'aide memoire )


 

chichi

立神詩帆 / Shiho Tatsugami
2002年渡仏。エコール・フランソワーズモリスで学び、エステティック・コスメティックCAP国家資格を取得。2011年からパリ7区でエステサロンCHICHI(シシィ)を自営。All About のフランス流美容ガイドとして、パリジェンヌから学ぶ美容情報やライフスタイルに関するコラムを掲載中。
好きなものは、フランスの食文化、1日の終わりのアペリティフ、アルゼンチンタンゴ、旅。

www.chichiparis.com
https://allabout.co.jp/gm/gp/1693/
Instagram: @chichi_paris7

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