
レストランGOAのインドの炊き込みごはん"ビリヤニ"
パリでインド料理というと、北駅に近いサンドニ地区にあるインド人街が有名ですが、私が気に入ってよく行くのが、サロンのすぐ近くにある小さなインド料理店GOA。
数年前初めて入ったとき、店の人があまりに不愛想なあまり「ボンジュール」という挨拶すらなく、料理は「どうぞ」もなく無言でドンッとテーブルに置かれて、それがあまりに衝撃的だったため、翌日もう一度確かめにひとりで店に行ってしまったほど(笑)
それでも美味しいので通っていると、ある日突然メトロで「ボンジュール、マダム」と声を掛けられてよく見ると、なんと店の人が立っていました。「この人、喋れたんだ!」とそれはそれで衝撃でした。それ以来、対応が良くなったように感じるのは気のせい?!
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というわけで、今夜も友人を誘って行ってきました。
ここで初めて食べて以来、大好きになった料理があって、どうしてもそれを食べたくなったのです。
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まず出てくるのが薄焼き煎餅。クミンシードが入っていて、アペリティフのお供にパリパリと美味しい。
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前菜はサモサとライタ。ライタと呼ばれるヨーグルトのサラダは、キュウリやトマトをヨーグルトとスパイスで和えたもの。爽やかで、辛いインド料理の前にぴったり。
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そしてお待ちかねのメインは、アニョー(子羊)のビリヤニ!
様々なスパイスとお肉と野菜で作った具を、バスマティ米と一緒に炊き込んだ、スパイシーで香り高い炊き込みごはん。これを食べて感激して、それ以来こればっかり注文しています。
サロンのお客さまにご主人がインドの方がいらっしゃるのですが、ポピュラーな家庭料理なんだと教えてくれました。米と具を別々に作って、もう一度一緒に炊きこんだり、最初から一緒に炊いたりと、地域によって具やスパイスの調合、そして作り方も変わるそうです。
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これ自体は辛くないので、スパイシーなソースをかけていただきます。ぱらりとしたバスマティ米が、ソースをよく吸っていて、ものすごく好きな味。バスマティ米一粒一粒が油でコーティングされて、テカテカ(カロリー高そう!)。ボリュームがありこってり、美味しい。
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ああ、今夜も、ついついお腹が痛くなるなるほどいっぱい食べてしまいました。
お腹はちきれそう・・・^m^;
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〈 Info 〉
Restaurant GOA
19 Rue Augereau, 75007 Paris
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