CHICHI PARIS ~パリに住むエステティシャンのblog~

レストランGOAのインドの炊き込みごはん"ビリヤニ"

パリでインド料理というと、北駅に近いサンドニ地区にあるインド人街が有名ですが、私が気に入ってよく行くのが、サロンのすぐ近くにある小さなインド料理店GOA。

数年前初めて入ったとき、店の人があまりに不愛想なあまり「ボンジュール」という挨拶すらなく、料理は「どうぞ」もなく無言でドンッとテーブルに置かれて、それがあまりに衝撃的だったため、翌日もう一度確かめにひとりで店に行ってしまったほど(笑)

それでも美味しいので通っていると、ある日突然メトロで「ボンジュール、マダム」と声を掛けられてよく見ると、なんと店の人が立っていました。「この人、喋れたんだ!」とそれはそれで衝撃でした。それ以来、対応が良くなったように感じるのは気のせい?!

goa.jpgのサムネイル画像(画像はお借りしました)

というわけで、今夜も友人を誘って行ってきました。

ここで初めて食べて以来、大好きになった料理があって、どうしてもそれを食べたくなったのです。

まず出てくるのが薄焼き煎餅。クミンシードが入っていて、アペリティフのお供にパリパリと美味しい。

IMG_2656.jpg

前菜はサモサとライタ。ライタと呼ばれるヨーグルトのサラダは、キュウリやトマトをヨーグルトとスパイスで和えたもの。爽やかで、辛いインド料理の前にぴったり。

IMG_2657.jpg

そしてお待ちかねのメインは、アニョー(子羊)のビリヤニ!

様々なスパイスとお肉と野菜で作った具を、バスマティ米と一緒に炊き込んだ、スパイシーで香り高い炊き込みごはん。これを食べて感激して、それ以来こればっかり注文しています。

サロンのお客さまにご主人がインドの方がいらっしゃるのですが、ポピュラーな家庭料理なんだと教えてくれました。米と具を別々に作って、もう一度一緒に炊きこんだり、最初から一緒に炊いたりと、地域によって具やスパイスの調合、そして作り方も変わるそうです。

IMG_2669.jpg子羊のビリヤニ

これ自体は辛くないので、スパイシーなソースをかけていただきます。ぱらりとしたバスマティ米が、ソースをよく吸っていて、ものすごく好きな味。バスマティ米一粒一粒が油でコーティングされて、テカテカ(カロリー高そう!)。ボリュームがありこってり、美味しい。

IMG_2670.jpg

ああ、今夜も、ついついお腹が痛くなるなるほどいっぱい食べてしまいました。

お腹はちきれそう・・・^m^;

〈 Info 〉

Restaurant GOA

19 Rue Augereau, 75007 Paris

 

chichi

立神詩帆 / Shiho Tatsugami
2002年渡仏。エコール・フランソワーズモリスで学び、エステティック・コスメティックCAP国家資格を取得。2011年からパリ7区でエステサロンCHICHI(シシィ)を自営。All About のフランス流美容ガイドとして、パリジェンヌから学ぶ美容情報やライフスタイルに関するコラムを掲載中。
好きなものは、フランスの食文化、1日の終わりのアペリティフ、アルゼンチンタンゴ、旅。

www.chichiparis.com
https://allabout.co.jp/gm/gp/1693/
Instagram: @chichi_paris7

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