
♡薔薇のルリジューズ♡
お菓子の中で何が好きかと尋ねられたら迷わず答えるのが、
"シュー生地のお菓子!"
バターが少量のシュー生地のお菓子は軽くて、口当たりがよくて、食事の後のデザートにぴったり (^ ^)
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フランスではパン屋さんやお菓子屋さんのショーケースにはエクレア、サントノレ、パリブレストなどシュー生地のお菓子が並び、レストランのデザートではバニラアイスクリームを挟んだ小さなシューにチョコレートソースをかけたプロフィトール・オ・ショコラ、結婚式のウィディングケーキといえば小さいなシューを飴で貼り付けながら円錐型に積み上げたクロカンブッシュと、シュー生地のお菓子をいたるところで目にします。
シュークリームもフランスでは消滅したお菓子と言われていましたが、最近はシュークリーム専門店ができるなど再度注目を集めているようです。
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さて、週末にお菓子教室でローズ風味のルリジューズを作りました。
ルリジューズとはフランス語で " 修道女 "のこと。
クリームが入った二つのシューを雪だるまのように積み重ねて、表面にフォンダンを塗って、バタークリームで飾り付けされたお菓子。この形とバタークリームのレース模様が、修道服の襟のように見えるためこの名前がついたと言われています。
パン屋さんではカフェかショコラのクリームですが、アンジェリーナやラデュレではキャラメルやフランボワーズ、ピスタチオ味などフレーバーの種類も様々で迷ってしまいます。なによりその愛らしい形に乙女心がくすぐられる♡
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まずはシュー生地作りから。
牛乳、バターを火にかけ沸騰したら、小麦粉を加え混ぜ、最後にときほぐした卵も加えてなめらかな生地になるまで練ります。
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天板に生地を絞り出し、さらにその上から凍らしたクッキー生地をのせて焼くと、表面がサックサクのまるでアンジェリーナのようなシューが焼き上がります!
クッキー生地にすることで、シューを上に重ねたときに滑って落ちないのだそうですよ。
裏に穴を開けて、あらかじめ作っておいたローズエッセンスで風味を付けたカスタードクリームを詰めます。
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次にフォンダンに食紅で色をつけてシューに塗るのですが、これがなかなか難しい!
フォンダンが暖かいうちに指でのばしていくのですが、手早くしないとフォンダンが冷めてきて伸びが悪くなったり、均等に塗ったつもりでもどちらかに片寄っていたりと、この行程が一番大変でした。
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ちょっとフォンダンが片寄ってしまいましたが、なんとか全部塗り終えました。
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最後にバタークリームを絞って飾り付けをして完成!
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フワフワと、甘くて、可愛い、女の子のためにあるようなローズなお菓子♡
行程が多いぶん達成感もひとしお、愛おしい〜。
もちろん、とっても美味しかったです♡
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