
シルエットの歴史
・・・・・お知らせ・・・・・
8月4日〜19日の間、バカンス期間につきサロン業務をお休みさせていただきます。その間の電話、メールでのお問い合せはお受けできません。ご迷惑をお掛けしますが、どうぞご了承くださいませ。
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Musée des Arts Décoratifs ( モードとテキスタイルの博物館 ) で開催中の
" La mecaniquedes dessous ( 下着のメカニック)"の特別展に行ってきました。
テーマは「14世紀から現在まで人間のシルエットを作ってきたものとは何か」
体型を整えるために使用されてきた男女のコルセットや下着、ドレスなどの実物約200点が展示されています。
昔の女性のウエストの細いこと!
映画「風ともに去りぬ」のワンシーンで、スカーレットが柱にしがみついて女中にコルセットを締めてもらう映像が流されていましたが、こんなに細くて身体に悪くないの?心配になるほどの細さで、これを身につけるのはさぞかし大変だったでしょうね。
特にS字のシルエットが美しいとされた時代は、コルセットでさらに胴を細く締め、胸を豊かに見せるよう押し上げ、腰は張り骨で膨らみを強調。
現在の理想とされる体型とはかなり違い、女性らしさを追求したシルエット。
各時代ごとのマネキンを見ると、時代時代で理想のシルエットがどんどん変化してきているのがよく分かって興味深いです。
実は私もコルセットには苦い経験あり。
一昨年パーティーのためにアライアでカクテルドレスを買ったんですが、ブティックではサイズがなかったので、いつものサイズをお取り寄せして試着せずに購入してしまったんです。
胴体部分はコルセットになっていて、スカート部分はシルクの透ける生地が何十にも重なっているそれはそれは素敵なデザイン。
パーティーの日、着ようとしたらコルセットが締まらないーーー(汗)
コルセットはたくさんの小さなホックとボタンで閉めていくのですが、どう見ても生地が足りない。
家族に手伝ってもらって思い切り引っ張ってもらい、私はお腹を引っ込めてスカーレットと同じく柱にしがみついて、やっとこさコルセットを締めたのに、パーティーの後劇場に行って座ったら背中がビリビリ!
後にオートクチュールの仕事をしている人から、アライアのドレスを着たら、
食べない&動かないが基本と言われました(泣)
ところで、この特別展で楽しいアイデアだと思ったのは、コルセットやドレスを試着、体験できるコーナーが設けられていること。
実際に身に着けると想像も湧きやすくて、子供も大人も楽しんで試していました。
私もスカートや下着を試して写真を撮りましたよ。
楽しかった〜^^
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Musée des Arts Décoratifs
107 Rue de Rivoli, 75001 Paris
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