
カレットでフランス版ショートケーキ ♡フレジエ
前回のブログに書いた理由で、美術館のカフェテリアは諦めて、ランチはパレ・ド・トーキョーからほど近い《カレット》へやってきました。
お菓子もサラダも何でも美味しくて、ブルジョアマダムとムッシューのファッションを見るのも楽しみなサロン・ド・テです(*^o^*)
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冷えた白ワインでアペリティフ。一緒に出してくれるパイ生地のプチフールがサクサク。こういうちょこっとしたサーヴィスも、普通のカフェより凝っているところが好きなんですよね。
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私は〈シェーブルチーズとキノコのキッシュ〉を、知人は〈トースト・カレット〉つまりクロックムッシューを選択。
いつもはキッシュ・ロレーヌかサーモンのキッシュを頼むのに、なぜか他の味も試してみたくなりシェーブルチーズを選びましたが、やっぱりキッシュ・ロレーヌにすればよかった、とちょっと後悔(^^; (味ではなく好みの問題で)
代わりに優しい知人がクロック・ムッシューを分けてくれました。ここのクロック・ムッシューも普通のカフェのクロック・ムッシューより断然美味しくて、サラダといただくと立派なランチになります。
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お隣のテーブルは、お年を召した上品なマダムとお孫さんらしき若い男性。
マダム:来週からトゥーロン(南仏)の別荘へ行くけれど、貴方はどうするの?
孫:僕は7月はNY、8月はギリシャで過ごして、その後でトゥーロンへマミー(おばあちゃん)の顔を見に行くよ。
という、いかにも16区らしい会話が聞こえてきました。
フランス人は猫も杓子もみーんなバカンスに発つので、夏前はバカンスで何処へ行くかという話で盛り上がりますが、カルティエによって行き先が変わるのが面白い。南仏の別荘へ行くか、ギリシャへ行くか、豪華客船に乗ってのクルージングか、はたまた物価の安いクロアチアへ行くか、もっと安上がりにキャンプをするか、各々の家庭の経済状況が顕著に表れるのがフランスのバカンスです。
それにしても今年の夏はバカンスの出発時期が早い!夏がなかなかやってこないパリに業を煮やして、サロンのお客さまもさっさと南仏やイタリアの別荘へ出発してしまい、サロンとしてはちょっと痛手でもあるのですけれども・・(>_<)
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さて、デザートはフランス版ショートケーキ〈フレジエ〉。
毎年苺の季節を待ちわびる、大好物のフレジエ。今年のカレットのフレジエは4月15日が初見えで、もちろん真っ先に食べました♪
フランスではじめて食べたとき、クレーム・ムスリーヌを知らなくて、苺とクレーム・ムスリーヌのハーモニーにショックを受けて、その足でル・ノートルのアトリエに習いに行ったほど。クレーム・パティシエールに泡立てたバターを混ぜてあるので、当然カロリーが高いけれど、このこってり感と苺の甘酸っぱさが最高に美味しいんですよねぇ♡
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あと何回フレイジエが食べられるかな?なんて思いつつ、ペロリ^m^
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