
CHICHI PARIS 〜パリに住むエステティシャンのblog〜/chichi
ホテル・ブリストルのサーヴィス満点アフタヌーンティー
お客さまの大半がバカンスへ発ち、パリの街は確実に静かになってきています。
パリに残っている人たちも、「もうすぐバカンスだー♪」と浮足立って、皆んなソワソワ。
サロンは、バカンス出発前の駆け込みの方の予約が重なり息を着く暇もないかと思えば、静かな日もあり、バカンスから戻ってまた出発する合間に来るお客さまもあり、落ち着くような落ち着かないような(^^;
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フランス人にとってバカンスとは、〈バカンス=観光旅行〉ということではなく、パリから離れて海や山、別荘などに滞在して日常を過ごすことをさします。1週間目はその土地に身体を慣らして2週間目で楽しむために最低2週間は必要ということで、中には3ヶ月もバカンスに行くという人も(長い!)。
日本の労働条件からしたら本当に羨ましいような制度ですが、日照時間が少ないパリの人々にとって、バカンスは特別贅沢なことではないと思います。
私を含めて在仏日本人でフランスから離れられなくなる人は多いけれど、一旦フランスのバカンスの習慣にはまってしまうと、もう二度と日本へは戻りたくなくなってしまうんですよねぇ・・・。
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さて、バカンス前に優雅な気分でお茶しましょうと、年上の素敵なマダムとホテル・ブリストルに行ってきました。
マリー・アントワネットの肖像画のあるカフェ・アントニアは、いつ来ても乙女心をくすぐられてうっとり。
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わっ。先月よりアフタヌーンティーが5ユーロ値上りしている(-_-)
とメニューを見て気が付いた私。
ところが、運ばれてきた3段のプレートの1番上のお皿にグラサージュのかかったマドレーヌが2個増えている!さら別のお皿に盛られたクッキーも先月まではなかった!
値上げしたぶん、増量された?! たった5ユーロで、むしろ太っ腹なブリストル。
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マダムはお洒落でスラリと日本人離れした体型の、一瞬フランスマダムと見間違うほどエレガントですが、中身は同郷の京都人。
ふたりで「お昼食べてこおへんくて、よかったなー」と大喜び!
そして、サンドウィッチを見て「3つずつって・・ふたりで割られへん!」とざわついていると、
ただならぬ気配を察知したのか、サーヴィス係のお兄さんが、
「マダム、心配しなくても大丈夫ですよ。幾つでも追加いたしますから。」
と、もう一皿サンドウィッチが乗ったプレートを持ってきてくれました。
一人一皿だと、揉めないものね(笑)
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ミニクロワッサン、ケークサレ、クラブサンドウィッチなど充実した塩味のプレート。
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その後も、
「もっとお菓子を持ってきましょうか?」
「クロテッドクリームももっとどうぞ。」
「ティーのフレグランスをお変えしましょうか?」
などと、細やかなサーヴィスを忘れず、実にタイミングよく声を掛けてくれるお兄さん。
訊かれるままに「マドレーヌとスコーンをもう一個食べたい」やら「ブリストルのオリジナルティーも飲みたい」と、我が儘いっぱいの私たちに、優しい笑顔で応えてくれる姿に「ええ人やなぁ」とすっかりお兄さんのファンに♡
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真っ白なリネンにアビランドの小鳥の食器が素敵。
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沢山おかわりをして、さすがに食べきれるはずがなく・・・
「あのお兄さんにお願いしたら包んでくれはるんちゃう?」
「そやけど、いくらなんでも厚かましいんとちゃう?」
「どこそこのレストランは、してくれはったえ」
とヒソヒソ相談。
すると、お兄さんがすーーとやってきて、
「残りは箱に詰めますから、お持ち帰りください」
「えーー、嬉し!!」
お兄さん、もしかして日本語が理解できたりして(笑)
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お花いっぱいの中庭でも、お茶やランチをいただけます。
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それがまたドギーバックと呼ぶのをためらうほど、カラフルできれいなブリストルオリジナルの箱で、しかも残ったお菓子以外のお菓子まで加えてくれていて、さらに増量。
「お得やなぁ〜」と二人して大感激(^o^)/
優雅なティータイムというより、関西のおばちゃん丸出しのティータイム?!
何度も私たちのテーブルを行き来して、最後はお持ち帰りの箱まで用意してくれたお兄さん、心からメルシーボクゥー♡
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サーヴィスの良さに驚き、感激して、お菓子の美味しさにも舌包みをうち、楽しいひと時を過ごして、すっかりホテル・ブリストルにガッチリ心をつかまれてしまいました(*^^*)
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