
ニック・フーケのハット
友人がかぶっているハットに目を惹きつけられて、尋ねたら「ニック・フーケのハットだよ」とニヤリ。
セレブに愛用者が多いことで知られるニックフーケ。ハットアーティストのニックが、オーダーを受けてカルフォルニアのアトリエで手作りする、ハットを愛する人ならいつかは持ちたい憧れのハットです。
ちなみに友人は精神科医で、キャビネでもこの服装のまま仕事しています。カウンセリングに行って、こんなドクターが出てきたら、私なら回れ右して帰りたくなっちゃうかも・・(笑)
ファッションウィークの期間、パリに滞在中のニック・フーケに新作モデルのハットをオーダーするという彼と一緒にマドレーヌのとあるホテルを訪ねました。
ニック・フーケ本人が出迎えてくれました♡
写真で見るたびに男前だと思っていたけれど、実物もすっごいハンサム。背が高く、足が長く、モデル体型。メディアで彼自身がハットモデルを務めていますが、フランス人でも滅多にいないナイスガイ。(ニックはアメリカで仕事していますが、フランス人です。)しかも、ニコニコしてフランクな態度で、一気にハットへのファン度数もアップ↑
ニックのハットは、生地、形、色合いなど、質やデザインが良いうえ、ハットそのものの存在感がすごいので、コーディネートの中心になります。ちなみに、ハットの裏に貼られている鳥のモチーフのシルク生地やハットを入れる箱など、細かい箇所のこだわりもすごくて、もはやハットというよりオブジェと呼んだ方がふさわしい。
縫い付けられたマッチ棒がニックのハットのシンボルですが、マッチ棒を手にした瞬間にひらめきが湧いたんですって。そして、「ちゃんと火が点くんだよ」と、ニックがブーツの裏でシュッと擦って火を点けて見せてくれました。
友人はブラックのハットをオーダー。ニックと相談して、高さやつばの広さを自分の顔に合うように変えて、飾りも自分好みにオーダーしていました。パリのブティックにも2軒ほど扱いがあるし、ネットでもオーダーできますが、やはりニック本人に相談して自分だけのオリジナルハットをオーダーして作ってもらうのはすごく贅沢なこと。
いいなぁ〜。高価なので未だ手が届かないけれど、いつかはオーダーしたいぞ!
ちなみに、ニックは家にいるときも常にハットをかぶっていると話していました。
そして数日後友人宅に遊びに行ったら、案の定、お家の中で部屋着なのにニックのハットを被っていました(笑)^m^
《Nick Fouquet》
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