
モンマルトルのお屋敷ホテルでブランチ
朝の涼しさから秋の気配が感じられるようになってきた日曜日、友人と「ホテル・パーティキュリエ」にブランチに行ってきました。只今パリはブランチブームで、ブランチをしているカフェやホテルが増えてきていますが、なかでもモンマルトルにあるこのホテルはなかなか予約を取れないほど人気。おまけに夏はホテルのレストランはバカンス休業。パリは世界中からツーリストが来るというのに、ホテルがバカンスをとるって本当におフランスらしい(笑)ともあれ、ホテルのバカンス明けにひょっこり予約が取れたので、ブランチしながらバカンスの報告会をしましょう、となったのでした。
ホテル・パーティキュリエとはフランス語で「個人の邸宅」という意味で、パリでは貴族のお屋敷のことを指します。もちろん今でも住まいとして使われていますが、ホテルや展示会場となってないる建物も多くこのホテルも例外ではありません。
モンマルトルの石畳の階段を上がったところにある入り口。数カ所ある入り口が分かりにくいのも「個人の邸宅」という感じ。この界隈はパリでも珍しい一軒家が立ち並んでいます。
建物の中のサロンも素敵だけど、緑豊な庭があるお庭がオススメです。
焼きたてクロワッサンに、キャンディーみたいな包みが可愛いバター♡
飲み物はフルーツのスムージーとショコラショー(ホットチョコレート)にしました。
メインはサーモンエッグベネディクトにベークドポテト。このブランチのパンはホテルの近くにあるパン&お菓子屋「Borisボリス」のオーナー兼パン職人の日本人女性が特別に焼いているんです。
デザートとパンケーキにチョコレートソース、フルーツ。お腹いっぱい、甘さいっぱいのブランチでした(^ ^)
20年近く前パリに住み始めたときこのホテルのすぐ近くに住んでいていましたが、モンマルトルのある右岸から左岸へと引っ越してからは足が遠のいていました。セーヌ川を挟んで川の北側を右岸(リヴドワットRive droite)、川の南側を左岸(リヴゴーシュRive gauche)と呼ぶけれど、メトロに乗れば端っこから端っこまで30分も掛からない小さなパリでありながら、案外自分の住まいのある岸辺から動かないもの。久しぶりにモンマルトル散策をして楽しい日曜日を過ごしました。
L'hotel Particulier Montmartre
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