
パリのホットスポット☆旧駅舎の食堂「La recyclerie」
映画の後(前ブログからの続き)クリニャンクールのカフェ・カンティーヌ(食堂)La Recyclerie(ラ・ルシィクレリー)で軽く食事をすることに。クリニャンクールにはアーティストのアトリエが多く集まっていて、マルセルのアトリエもこの界隈にあるので、私たちはおしゃべりするためによくここにやって来ます。
バルベス同様にクリニャンクールはあまり治安が良くないのですが、長く使用されていなかった駅舎がカフェレストランとしてリノベーションされ、ラ・ルシィクレリーはパリジャンが集まるホットスポットとして人気を集めています。
外からは見えないけれど、建物に一歩入ると、吹き抜けの高い天井のあるホールとメザニン、カンティーヌの木製のテーブル席、本棚の脇にはソファーがあり、植物のグリーンが溢れる開放的で温かい空間が広がります。
食事は中央のカウンターで注文して先に支払いをして、合図が来たら受け取りカウンターまで取りに行くシステム。カトラリーや水もセルフサーヴィス。食事はお肉のローストやハンバーガーなどシンプルなもので、美味しいとは言えないけれど、食べれないわけでもない。どちらかというと味わうより、ゆっくり時間を過ごしたい人や楽しみたい人向きの場所ですね。大勢でおしゃべりに高じる人たちやメザニンで見つめ合っているカップル、静かに本を読む常連さんなどが一つの広いホールでそれぞれの時間を過ごしていて、居心地が良いんですよ〜(^ ^)
ガラス張りの壁から見えるのは真っ直ぐに続く線路。この線路脇は何十メートルも続くテラスや庭になっていて、私は夏はここでアペリティフするのが大好きです。ときにはダンスをすることも。テラスの脇には畑があり野菜が育てられており鶏も飼育されていて、食堂の料理に使用されています。まさにパリの中の小さな小さな田舎。今こういうスタイルがア・ラ・モードですね ♪
La Recycierie
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