パリの話題スポットOGATAの山椒入りガトーショコラ
お天気が良い日に、アパルトマンの中庭で友人達と持ち寄りピクニックをしました。中庭は住民の共有スペースですが、もう殆どの人がバカンスへ出発して貸し切り状態♪ 毎日晴天続きですが今年は去年のように40℃を超えるような猛暑がなく、日差しは強いけれども比較的過ごしやすいです。
毎度のことですが、買い物リストや準備するものリストを作るにも関わらず、忘れるものが必ずひとつやふたつあって、今回は飲み物を冷やす氷を準備するのを忘れた・・。猛暑のときに備えて凍らしてあったミネラルウォーターや保冷剤で代用したけど、見た目が雑になってしまいました。おしゃれ感ゼロ。せっかく皆んなが美味しいシャンパンやワインを持ってきてくれたのに残念(悲)
うちが用意したのは前回と同じピサラディエールだけど、グルメな友人達が厳選した美味しいもの沢山持って来てくれて、前菜が豪華!ビゴ・ノワール(バスク産の黒豚)の生ハム、チョリソ、サラミ。ピクルスも持って来てくれて、こういう心遣いは日本人ならではですね〜。サラダはメロンとスイカ、キュウリ、フェタチーズが入った爽やかな夏の味(´∀`)
パンには赤ピーマンとニンニクベースのソースを付けていただきます。友人宅の近くのアーティザナル(職人が作る)のお店のハムやサラミが絶品。ノワゼットが入っているサラミも香ばしく口の中が脂っぽくならず何枚でも食べれそう。
ほんのりとしたトリュフ風味の美味しいナッツも友人から。トリュフ風味って強すぎると鼻につくし、このナッツのようにほのかな香り加減のものってなかなかお目にかかれないんですよねぇ。
メインはパートナーが作ってくれたブイヤベース。冷めるからどーんと鍋ごとテーブルに出しました。MOFシェフのムッシュー・ゴメスのレシピで作った力作だとか☆ マルセイユの郷土料理で、4種類以上の魚を使うこと、パスティスという薬草リキュールで香り付けすること、野菜はウイキョウを入れることなど基本的な決まりがあるそうです。
使った魚はカサゴ、アンコウ、マトウダイ、ヒメジ、海老。そしてムール貝。ムール貝は食べやすいように予め身を取り出して温めるときに入れようと冷蔵庫に入れておいたのに入れ忘れてしまったそうです(^^;;
今まで作ったブイヤベースの中で最高の出来だと自画自賛してたけれど、魚のアラでスープをとって2日かけて作った甲斐があり、魚介のエキスがギュッと詰まっていて本当に美味しかった!マルセイユで食べた味を思い出しました。
デザートはOGATAの山椒入りガトーショコラ。パリで話題のスポットOGATAに行きたいと思いつつコンフィヌモン(ロックダウン)で行きそびれたままになっていたら、友人が持って来てくれて噂のお菓子にやっと会えましたー(^O^)/
数日前がご主人のお誕生日だったと聞いて、何歳か分からずとりあえずロウソクを4本立てたらどうやら若返ったらしく喜んでくれました(笑)吹き消さずに咄嗟にパタパタと手で煽って火を消したご主人、えらい!コロナでロウソクの吹き消しはどうなるんでしょうか?!
濃厚なチョコレートにピリッと辛い山椒が効いた絶妙のバランス。大人のためのガトーショコラですね。もう一つのお菓子はそば粉のクッキーにレーズンと餡子がサンドしてあり、どちらもものすごく美味しくてオシャレなBobo(ボボ)に人気というのも頷けます。
持ち寄りってその人の食のセンスが出て、自分が知らない美味しいものや新しい味に出会えて楽しいですね。彼らに会ったのはコンフィヌモンの前以来だったので話が尽きず、夕方までずーっとお喋りしていました♪
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